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クリスティーナ・アギレラのように、太ったり痩せたりを繰り返し、体重の変動が大きく上下に繰り返してしまうヨーヨーダイエット。
服のサイズにかかわらず、自分の体型を受け入れるのは大事だけれど、体重の大幅な変動は科学的にアンヘルシー。その理由をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

太っては痩せ、痩せては太りを繰り返してきた歌手のクリスティーナ・アギレラ。2013年には、一度に36キログラムもの体重を減らし、ファンを驚かせている。

子宮内膜がんのリスクが高くなるかもしれない

がん研究誌『European Journal of Cancer』に掲載された2013年の論文によると、体重を減らしてからリバウンドした経験が1回以上ある女性は、そうでない女性の2倍、子宮内膜がんになりやすい(肥満歴があり、一度に9kg強の体重を減らしてから増やした人には、リスクが特に高かった)

代謝が乱れるかもしれない

肥満専門誌『International Journal of Obesity』に掲載された研究結果は、体重が変動した女性に、安静時エネルギー消費量(何もしていないときに消費されるカロリー量)の低下が見られたことを示している。この研究では、リバウンドした体重が、その女性の腕と脚に偏ることも判明した。

空腹感が強くなるかもしれない

米ワシントン大学によると、ヨーヨーダイエットをする人の体内には、食欲増進ホルモンのグレリンが多め。この理由として研究チームは、ひっきりなしに体重を減らそうとすると、空腹感を増進することで体が反撃せざるを得なくなるのではと考えている。

あなたのサイズにかかわらず、ベストなアクションプランとは? 体重を早く減らそうと極端なトレーニングメニューやミールプランに従うのではなく、この先もずっと続けられるヘルシーかつ現実的な習慣だけを身に付けること。クラッシュダイエットほど早く体重は減らないだろう。でも、その方が長期にわたってリバウンドを防げる可能性は高い。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text:Laura Tedesco Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images