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腹筋を鍛えたいけれど、クランチ1000回はやりたくないという人にもオススメ。

エアロビクス1時間と言われたら喜ぶし、5km走れというのもOKだけれど、筋トレ系はできないと言うUK版『ウィメンズヘルス』エディターのビクトリア・ジョイ。でも、そんなビクトリアはプランクや脚を後ろに伸ばしてバランスする、テーブルトップレッグエクステンションだともう倒れてしまうそう。

とにかくコアが弱くて深層筋肉が全くない、ということは自覚していて、ずっと筋トレや自重運動を避けてきたと言う。でも今回は一念発起して、体幹を鍛えてぷよぷよのお腹をどうにかしようと決めてバーエクササイズのクラスに2ヶ月チャレンジしてみた。2ヶ月間で32回バーエクササイズのクラスに通ったビクトリアの体験を教えてもらった。

ビクトリアが行ったのは、イギリスに上陸したバレエの動きを取り入れたレッスンを行うXtend Barre。ミスティー・コープランドやダーシー・バッセルなどのバレリーナにインスパイアされたこのエクササイズが、体幹を呼び覚まして内側から鍛えてくれることを期待してXtent Barre 60日間チャレンジに参加。このクラスは1週間に4回、55分間のクラスを60日間行うというもの。さらにレッスンに加えて、認定ヘルスコーチ、アンドリュー・ロバートソンの考案したレシピとミールプランがついてくるという。

では、実際やってみてどうだったのだろうか。初回のクラスはとにかくつらかった、とビクトリアは話す。今までやったことあるバーレでは、1つの動きをにやたらと時間をかけているのに対してXtendではペースも早く、汗をかくくらいだったそう。

バレエの動きだからこその燃える感じはもちろん、レッスン講師は目を光らせてみんながちゃんと体幹を使っているかを見て、きちんと動きが正しくできているかをチェックしてくれたという。その動きがきちんと腕や脚やお尻などの狙ったところに効いているか厳しく見てくれる。

バーエクササイズに必要なのは体幹を意識すること

Xtendのよいところは、きちんと体幹に力を入れないとどの動きもちゃんとできないということ。深層筋を使わないと、倒れてしまうか、高さが足りなくて講師からほめてもらえないそう。もちろん講師は全員がプロフェッショナルできちんとしたトレーニングを受けている。しかも多くは実際にダンサーでもあるので、動きも優雅。そんなプロだから、体幹を使っていないとすぐにばれてしまい、すぐに指導が入るという。

ダンス経験が全くないことが心配だったというビクトリアだが、それは問題ではなかったそう。Xtendの講師はそれぞれの動きの名前を教えてくれた上で、どの部位をどう動かせばいいのかきちんと説明してくれたという。だから「アラベスク」がどんな動きなのかトイレでこっそり検索する必要もなし!

全体として、ルーティンとプレイリストは日によって違ったので、モチベーションを高く保て、楽しむことができたとビクトリアは振り返る。でも、動き自体は基本的に同じなので、その順番を頭に入れておけばそれに沿って踊るのは比較的簡単だそう。

そして、結果として体重も減り、目に見えるほど引き締まったそう。ただし、これよりも気になっていたのは体幹。その体幹も60日間の32回のレッスンで大きく変化したとビクトリア。ハーフプランクですらできなかったのに、フルプランクを1分間もキープできるようになった。深層筋もしっかり刺激されて、身体が安定したという。

さらに、筋力もアップしたとビクトリア。前は1回もできなかった腕立て伏せも連続して8回できるようになった。これは、今まで全ての体重が腕にかかっていたところを、体幹が鍛えられたのでしっかり身体を支えられるようになったため。毎月通っている整体でも、前よりもずっと身体のバランスが取れて、呼吸も深くなったと言われたそう。

体幹が鍛えられたことで、背筋も伸びて足取りも軽くなり、憧れだったバレエの動きもできるようになったとビクトリアは話す。体幹を今度こそ鍛えたいと思っているならバーエクササイズにチャレンジしてみては。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text:Victoria Joy Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images