1日24時間しかないのは、みんな同じ。そこに全てをフィットさせる秘訣(ひけつ)は、タイムマネジメントの8-8-8ルールにある。これは、労働に8時間、睡眠に8時間、そして “自分のため” に8時間使うというシンプルな法則。
7.ずっとやりたいと思っていたことを “今すぐに” やる
“据え置きの人生を送る” とは、目の前にあることが今日するべきことであると信じているため、本当にやりたいことを常に先延ばしにすること。本望とは異なる決断に差し掛かったら、「その過程を楽しむことができるだろうか?」と自分に聞いてみて。
経済的な成功を収めても、その過程が楽しめなければ意味がない。
8.自分の生きがいを考えてみる
今の仕事をしている理由は? お金を稼ぎたいから、両親を喜ばせたいから、自分の能力を証明したいから、その仕事が成功の証だから? それとも、自分の仕事が本当に大好きで、その仕事が自分や周囲の人々に与える影響を大切にしたいから?
それが分かれば、重要なことを中心に仕事ができるようになる。重要ではないことに時間を使う必要はない。
9.何に時間を無駄にしているか書き出してみる
自分の時間を大量に消費する厄介な習慣を書き出してみよう。その中でも、間違いなく時間の無駄遣いと言える習慣には、思い切って別れを告げる。もう少しコントロールすればいいだけの習慣には、一定の時間を割くようにする。
10.明日を休みにする
やることが多すぎて不可能に思えるかもしれないけれど、明日1日休んでみると、大抵のことは思いのほか急を要さず、自分が会社にいなくても世界が終わるわけではないことに気が付く。
何か元気の出ることをして休暇を楽しみ、集中力の高い生産的な状態で仕事に戻れば、手持ちの時間で十分に仕事がこなせる。