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スポーツを通じて社会貢献をする女性を讃えるアワード「Woman in Sports(ウーマン・イン・スポーツ)」の、第1回目となる授賞式を11月27日(火)に赤坂プリンスクラシックハウスにて開催。審査委員8名やノミネート者、多くのゲストが見守る中、6部門の受賞者が発表された。

Woman in Sports Awardとは?

「Woman in Sports(ウーマンインスポーツ)」は、スポーツ界で活躍する女性たちの活動を通してスポーツの社会的意義を再確認すると同時に、スポーツを取り巻く環境をより良くし、スポーツに従事する女性を応援していくことを目的に、「ウィメンズヘルス」が設立したアワード。自薦他薦を問わない公募と、読者アンケートによる推薦でノミネート者を募り、「ウィメンズヘルス」編集部ならびに、鈴木大地 スポーツ庁長官、元プロテニスプレーヤー伊達公子さん、スポーツアロマトレーナー神崎貴子さんをはじめとした8名の審査員が、6つの部門賞を決定した。

オリンピア部門: 高橋尚子さん

■受賞理由:ケニアのスラムにランニングシューズを贈る「スマイルアフリカプロジェクト」を10年にわたって継続してきたほか、日本各地のマラソン大会でも多くのランナーを勇気づけているなど、国内外を問わずスポーツを通じた社会貢献活動を行っているため。

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■高橋さんの受賞についてのコメント

「現役時代はもちろん、現役引退後もたくさんの方に支えられて今の私があるように、スポーツは人と人とを繋げてくれるものです。アフリカのプロジェクトではスポーツを通じて現地の子供たちとつながることができました。スポーツは人生を少し明るくしてくれるものだと思います。私もこの賞に恥じないような活動を続けていきたいです」

パラスポーツ部門: 谷真海さん

■受賞理由:障害者スポーツの分野で活躍する女性に贈られるパラスポーツ部門に、3度のパラリンピック出場を果たし、現在は東京オリンピックに向けてトレーニングを積んでいるため。

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■谷さんの受賞についてのコメント

「(東京五輪の)招致活動から“スポーツの魅力を伝えたい”という想いで行ってきた活動がこのように評価されてうれしいです。8月に発表された、私の属する障害のクラスが2020年東京五輪のパラトライアスロンの実施クラスから外れてしまうニュースはショッキングでしたが、ルール改正によってふたたびチャレンジする機会をいただいたことは非常に嬉しく思っています」

サポーター部門: 村田友美子さん

■受賞理由:35歳になるまで運動経験がなかったところから、子育てをしながらトレーナーとして独自のメソッドを開発。自身の変化を伝えながらどんな人でもフィットネスを通じて変わることができる、ということを伝え、多くの女性たちに希望を与えてきたため。

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■村田さんの受賞についてのコメント
「4年前まで普通の主婦だった私がこのような賞をいただくことができて感激しています。子供3人を産んだ後始めたフィットネスですが、ここまで続けてきて良かったです。今年はフィットネススタジオをオープンしたり、本を3冊発売したりましたが、来年は子育て以外にも目標を持つことの大切さをより多くの人に広め、スポーツを通して“くびれ母ちゃん”増やして生きたいです。」

ウィメンズヘルス読者部門: 福田萌子さん

■受賞理由:フィットネス女子のコミュニティ・リーダーとして、常に自分自身がチャレンジすることで世の女子たちのモチベーションを高め、また、自転車レースのように地域活性化に繋がるイベントにも積極的に参加し、盛り上げているため。

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■福田さんの受賞についてのコメント

「私の本業はモデルですが、スポーツを楽しむ心はみんな一緒です。私も多くのマラソン大会に出場していますが、決して成績が良いわけではありません。遅くても全然良いと思います。“速くなければいけない”というのは、スポーツを楽しむ人の幅を狭めてしまいます。競うのは昨日の自分であって、“チャレンジすること”が一番大切だと思います」

読者リコメンド賞: AYAさん

■受賞理由:フィットネストレーナーとして多くのメディア出演を通して、これまでの日本女性の「美」の価値観を変え、フィットネスブームの火付け役として活躍。今回は読者から最も多くの推薦の声が集まったため。

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■AYAさんの受賞についてのコメント

「 “フィットネスを通じて日本をヘルシーにしたい”という想いで活動をしてきました。今年は、多くのメディア露出がありましたが、(一般の人たちが)テレビを見て満足、本を買って満足にならないよう、積極的にイベントに参加するなど皆さんと直接触れ合う機会を増やしていきたいです。“日本総フィットネス化”を目指し、“運を動かす”運動を通して日本をヘルシーにしていきたいです」

ウィメンズヘルス特別賞: 野口啓代さん

■受賞理由:プロのフリークライマーとして世界でも輝かしい成績を残し、クライミングという競技の普及に貢献され、現在も東京オリンピックに向けてトレーニングに励み、多くの日本人に夢を与えたため。

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■野口さんの受賞についてのコメント
「素晴らしい女性たちに囲まれて賞をいただくことができ光栄に思います。ドレスを着て表彰されるというのは初めてなので、場違いな気がしてしまいます。今年はワールドカップやアジア大会で優勝することができ嬉しかったです。来年は2020年への切符も見据えて頑張りたいです」

2019年に向けてのノミネート者、自薦他薦で募集開始!

スポーツを通じた社会貢献には、様々な形があります。皆様からの推薦をお待ちしています。自薦他薦ともに、下記応募フォームより必要事項をご記入のうえ、ご連絡ください。

推薦する

伊達公子さん衣装 トップス ¥48,000  スカート ¥32,000/リビアナ・コンティ(アノア tel. 03-3408-6690) シューズ ¥20,000/アディダス(アディダスグループお客様窓口 tel:0570-033-033)



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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。