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このビフォーアフターの写真にはビックリ。

この世界にストレッチマーク(肉割れ)なんてなければ、どんなにいいことか。でも、あらゆる種類の腫れ、傷跡、斑点、シミを “修正する” ために無数の商品が存在するのが現実。しかも、そのほとんどが全く役に立たないこともある。

だから、一人の女性がたった一つのアイテムで太もものストレッチマークを消したと言い出し、それを証明する写真まで投稿したとなれば、インターネットは炎上する。

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「ビフォーアフター: 左太ももにだけダーマローラーを使用」 と始まる記事には、女性の太ももの写真が添付されている。片方に付いた紫っぽい色のストレッチマークが、もう片方にはない。

ちょっとおさらいすると、ダーマローラー (別名: 極微針) とは表面が針で埋め尽くされたローラー。肌の小さな毛穴をつついてコラーゲンの生成を促進するので、シワ、傷跡、ストレッチマークが改善されるというもの。

それなりの効果が期待できるダーマローラーだけど、このユーザーのように、数週間のうちに2回使っただけで、ここまで劇的な変化が見られるのは稀。

「1.5mmのダーマローラーを2回使っただけ。この角度から見るまでは、成果に気付かなかった」 という彼女。ダーマローラーの2回目の使用は1回目から2週間後だったと付け加えているが、このブランク期間は短すぎるので要注意。肌へのダメージを防ぐために、少なくとも6週間は間隔をあけるべき。

ダーマローラーを買って浮かれ騒ぐ前に、自分でリサーチすることを忘れずに。使用前には、器具と肌を必ず滅菌するだけでなく、適切な針の太さを選ぶ必要がある。肌の反応に気を配り、気を長くもつこと。自宅でダーマローラーを使用した場合、またはプロに任せた場合に起こり得る結果と効果をよく理解するために、皮膚科専門医と話し合うのも名案。

それでも何とかしたいなら、試してみるのもいいかもしれない。ただ、2週間で結果が出ることを期待しないで。それ以上待てなければ、ストレッチマークにグリッターをのせてキレイなアートにしてしまおう。

※この記事は当初、イギリス版コスモポリタンに掲載されました。

※ダーマローラー使用の際は、必ず専門医やかかりつけの医師に相談してください。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Chloe Metzger Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images