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よく聞く全卵vs卵の白身のみの食事。さてダイエットにいいのはどっち?

減量を目指すあなたならきっとこんな食事の工夫を見かけたことがあるはず。ジャガイモの代わりにスイートポテト、ラテの代わりにブラックコーヒー、全乳の代わりに脱脂粉乳など。

特定の食べ物をより低カロリー、またはよりヘルシーなオプションに切り替えることは減量の助けにはなるけど、冷蔵庫を空っぽにする前により詳しく調べてみる価値はある。目下ぴったりの議論が、全卵vs卵の白身。もう何年も白身オムレツは究極のヘルシー朝食ともてはやされている。でも、そもそも黄身ってそんなに悪者なんだろうか?

Small Stepsの著者で、ペンシルバニア州マルバーンでWellness Nutrition Conceptsを経営する米国登録栄養士、アシュヴィニ・マシュル氏の研究によると、黄身を含む全卵を食べることは体重減少に貢献し、さらにはHDLコレステロール(善玉)を増加させるそう。

マシュル氏は「ポーチドエッグ、スクランブルエッグ、ゆで卵を食生活に組み込めば、あなたが減量プラン通りに頑張るのを助けてくれ、さらには1〜2キロ体重を落とすのも手伝ってくれる」と語っている。

確かに、全卵に含まれる70カロリーと比べると、白身に含まれるのは約17カロリーと少ない。「問題なのは、満腹感をくれるのは全卵の中の栄養素だということ。だから白身を食べた後は全卵を食べた時よりも早くお腹が空く」とマシュル氏。これは黄身が含むタンパク質、ビタミンB12、鉄分、ビタミンDといった栄養素がお腹を満たしてくれるから。事実、筋肉を増強するタンパク質と脂肪を燃焼するビタミンB12の組み合わせは、筋肉調整や減量への成功のレシピなんだそう。

「たった70カロリーへの投資から多くの利益を得ているのよ。つまり黄身を捨てる時、あなたは健康を促進する特典を逃していることになるの。卵は信じがたいほど素晴らしい食品。評判がいいのにはちゃんと理由があるのよ」とマシュル氏は語る。

お腹が空いてもいいのなら白身は減量ツールとして使えるけれど、より満足のいく朝食のためには全卵に手を伸ばすことを怖がらないで。

http://www.womenshealthmag.co.uk/weight-loss/healthy-eating/6672/will-swapping-eggs-for-egg-whites-really-help-you-lose-weight/

Text: Alexandria Gomez Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images