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科学者が朝食を食べた方がいい新しい理由をまた発見したそう。「American College of Cardiology」という心臓病に関する専門誌に発表された論文では、4000人以上の食生活を分析して、朝食を食べなかった人の方が、動脈プラークが形成されやすいということを発見。このことにより、心臓病のリスクが上がることになるという。その内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

朝食を抜いた人は被験者の中でも、ウエストまわりが大きかった。さらに、BMI、血圧、コレステロール値やグルコースレベルも高かったそう。しかし、一方でこの研究では朝食を抜くことと、それぞれの値との関係ついて明確な因果関係を見出すことはできなかったんだとか。

ただ、この研究によると、朝食を食べなかった人は朝食だけでなく全体的に食生活が良くない傾向にあったという。そしてアルコールの摂取量が多かったり、喫煙の習慣があるなどが見られたそう。

カリフォルニア大学の薬学の教授、プラカシュ・ディーダワニアは、「この調査が、一日の中でも朝食が最も重要な食事だということを示している」とコメント。

「成人の20%から30%の人が朝食を食べていない。そして、肥満や関連する心血管代謝異常が増えているのと同様、朝食を食べない人も増える傾向にある。

なにを食べるかなどの食の選択や嗜好性は、比較的若い段階でされるもので、それが変わらないままだと年を取ってからの循環器系の疾患につながることになる。また、子供の場合だと、朝食を食べないことは小児肥満や日中に余計に食べたり、健康的でないものを食べたりすることにつながってしまう。また、朝食を抜くことはホルモンのバランスや体内リズムが崩れてしまう」

朝からきちんと食べることで、一日を健康的に過ごすことができる。一日のリズムだけでなく身体のリズムを整えるためにもしっかりと食べるようにして。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Lauren Williamson Translation:Noriko Yanagisawa Photo:instagram of @bellahadid