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月曜日がツラい……そう思うのはあなただけじゃない。オフィスをぐるっと見渡せば、受付スタッフから上司の犬まで皆同じことを考えているのは明らか。「どうして月曜日になるとこんなに疲れてるんだろう?」

リサーチによると、それには多くの理由があるらしい。まず、土曜日と日曜日にいつもより余分に寝たことで体内時計が完全に狂ってしまっていること。そして夜遅くまで飲んだ金曜日のお酒のせいで、厳密に言えばあなたは今違うタイムゾーンにいるということ。

でもいくつかのアドバイスと正しい物の見方さえあれば、あなたが月曜日の朝にあれ程までに疲れている根本的な理由を突き止め、正すことができる。

月曜日がいつもつらい5つの理由(とそれに対抗するための5つの方法)がこちら。

1.睡眠パターンが崩壊している

概日リズムが崩れているのがブルーマンデーの原因かも。週末の夜更かしと朝寝坊は、金曜日にロンドンからニューヨークへ飛んで日曜日に帰ってくるのに等しい、ちょっとした時差ボケを引き起こしてしまう。

ちょっと気分を良くするには?

週末の睡眠/起床時間を、平日の睡眠/起床時間から1時間以上ずらさないこと。スケジュールを逸脱しまったら、起きて真っ先にブラインドを上げよう。日光が睡眠ホルモンのメラトニンを抑制し、脳に“起きる時間ですよ”という信号を送るので、寝起きが少し助けてくれる。

2.マインドセットの問題

月曜日はいつだって最低なものだと思っていると大抵そうなる。知覚とはパワフルなもの。バンド・エイドのボブ・ゲルドフ風に「月曜日は嫌いだよ」なんて歌いながら一週間を始めてしまったら、気分の良い日も悪くなり、なぜ月曜日にはどうしようもない疲れを感じるのか自問自答を繰り返すはめになる。

ちょっと気分を良くするには?

新たな一週間を始める楽しい習わしを考えよう(豪華なラテ、友達との朝食など)。楽しみにすることがあれば、頭の中にある月曜日の台本を書き換えることができるかも。

3.両極端なことを同時に行っている

月曜日が怖いのは、ゆっくり休んでリラックスした日曜日から仕事で忙しい平日へと移り変わることで、体と心がストレスを抱え、血圧が上がっているからかもしれない。

「ウィメンズヘルス」のスタッフ勢もこれには賛成。社内リサーチでは、ネットフリックスを見続けたソファからデスクへとたった12時間のうちに移動することが、月曜日にとても疲れを感じる理由の一つに挙げられた。

ちょっと気分を良くするには?

起床後、30秒間の深い深呼吸で血圧を安定させよう。ランチボックスに茹でたホウレン草を入れれば、マグネシウムなどの心臓に良い栄養素がたっぷり摂れる。

4.張り切り過ぎた

ブートキャンプで張り切り過ぎたことが、酷い月曜日の原因かも? 一時的に激しい運動をすると筋肉が炎症を起こし、翌日はあなたに大声で慈悲を乞う。

ちょっと気分を良くするには?

ヨガや速歩で筋肉への血流を高め、痛みを和らげよう。週末は怠け者のあなたにとっても同じこと。月曜日のワークアウトが激しすぎると、筋肉が凝りすぎて火曜日のエクササイズが難しくなる。

5.過剰な飲酒

月曜日になんとなく調子が乗らないのは、飲み過ぎたせいかもしれないと思ったことは? たった一度の飲み過ぎ(あなたが大好きな食前酒4杯分)は、マクロファージと呼ばれる細胞がウィルスや細菌を破壊する力を最長1日にわたって弱め、あなたを病気にかかりやすい状態にしてしまう。

ちょっと気分を良くするには?

この理由で月曜の朝に疲れていたくない人は、自己制御というものを学べばよい。

週末の飲酒は一晩につき2~3杯までに抑え、1杯を一時間かけて食べ物と一緒に飲むこと。(お酒を1杯飲むたびに大きなグラスで水を飲み、アルコールの効果を文字通り水に流すのを忘れずに。)

そう、Googleに「月曜の朝はどうしてこんなに疲れているのか」と聞くのはもう辞めたいなら、飲む前によく考え、しっかり睡眠をとるのが大事。

http://www.womenshealthmag.co.uk/health/stress/6941/why-am-i-so-tired-on-monday/

Text: Jessica MigalaTranslation: Ai Igamoto Photo:instagram of @alfred