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すべて手作りの宅配サービス『hellofresh』の料理長パトリック・ドレイクが、あらがうことのできないヘルシーメニューをご紹介。

もっとヘルシーな食生活を送りたいけど、どう始めればいいか分からない? そんな時は、このゲストブロガーにお任せを! パトリック・ドレイクは、すべて手作りの宅配サービス『hellofresh』の料理長。ということは、新鮮な野菜やスーパーの棚に並ぶ食材を使って、「ドミノピザ」 と言い終わるより素早く体に良いディナーを作れるに違いない。

こんにちは、パトリック。

一ヶ月後に女友達とイビザ島へ行くので、本格的に健康的な食生活を始めました。美味しいけど体に悪いものはすべてやめてサラダだけを食べていますが、飽きる上に一時間後にはいつもお腹が空いてしまいます。これ以上レタスを食べることはできません。助けてください!

ロンドンのリディアより

リディア、その気持ちはよく分かる! 5つのトリックでサラダを魅力的にしてみよう。

1.ナッツを入れて! 

ナッツやシードを加えればサラダに歯応えが出るだけでなく、栄養価も格段に高くなる。アーモンドにはコレステロールを下げる一価不飽和脂肪が含まれているけれど、リディアにとってより重要なのは、ビーチを訪れる前の肌を元気にしてくれるビタミンEが豊富であること。香りを最大限に引き出すには、フライパンに入れて強火で数分あぶること。ザクロシードも抗酸化物質の優秀な供給源で、イビザ島での不摂生に対抗するには完璧な食材。ザクロのてっぺんに縦に切り目を入れ、底をスプーンで叩いて種を出そう。

2.自家製のクルトンを!

スーパーで売られているクルトンは本質的に悪魔が作った食べ物。安価な白パンから出来ていて、風味のなさに負けないくらい栄養もない。美味しそうな全粒粉パンをたっぷり買って一口サイズにちぎり、少量のエクストラバージンオリーブオイルと塩コショウをふりかけて。180℃のオーブンで10分ほど焼けば完成!

3.ドレッシングは賢く!

サラダにまつわる最大の悲劇、それはヘルシーだと思って食べていたのに、実は市販のドレッシングにアイスクリームと同じだけのカロリーが含まれているのを知った時。美しきバレアレス諸島のビーチにふさわしい体を手に入れるには、超高品質なバルサミコ酢に投資すること。小さじ2杯のエクストラバージンオリーブオイルに小さじ1杯のバルサミコ酢を混ぜてから、ひとつまみの塩、コショウ、グリーンピース大のディジョンマスタードを加える。カロリーが少ないだけでなく、聞いたこともないような原材料が43種類も含まれていないことが分かっているのは安心。

4.ペルー風に!

アンデス山脈において、キヌアが何千年も広く使われているのには立派なワケがある。タンパク質が豊富な上に9種類の必須アミノ酸をすべて含んでいるキヌアは、いつも以上に活発なイビザ島での日々をサポートしてくれるはず。苦みを取り除くため、流水で1分ほど洗うのが調理のコツ。その後、キヌアを鍋に入れて2倍の量の水に浸したら、ひとつまみの塩を加えて水が吸収されるまで超弱火で煮込む。火から下ろしたら清潔な布巾で鍋を覆い、5分ほど経ってからフォークでふんわりとかき混ぜてサラダに加えよう。

5.ほうれん草に目を向けて!

新鮮なレタスが欠かせない時と場所がある (ジュージーなハンバーガーなど)。でも、それは今じゃない。僕の下ではありえない。味気ないレタスを生のベビーほうれん草に置き替えよう。質感も味も最高だし、普通のレタスよりも食物繊維が豊富なので満腹感も持続する。食物繊維はお通じを良くするのにも役立つ。アイアイサー!

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Patrick Drake Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images