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ワークアウトが体や心、そして健康全般に素晴らしい効果をもたらすのは分かってる。だけど、汗をかくより“家にいた方がためになる 時” も”ある。そこで今回は、認定強化調整スペシャリストでニューバランスのフィットネスアンバサダーを務めるホリー・パーキンズに、エクササイズをやめておくべき状況の具体的な例を挙げてもらった。これはよく聞いておこう!

今にも病気になりそう

パーキンズによると、「体調を崩したかなと1~2日思っても、その症状に耳を傾けない人が多い」 のだとか。風邪やインフルエンザにかかったと “思う” なら、エクササイズは免疫システムに負担をかけるので、ジムを1~2日休むこと (これで自分の細菌を広めることもない)。

オーバートレーニングの疑いがある

オーバートレーニングの症状は分かりにくいこともあるので、ちょっと扱いにくい問題。でも、普段から週5日以上 (または週2~4回激しく)ワークアウトしている人は、以下のオーバートレーニングの症状に精通しておこう。

(1))どんなに頑張っても週単位の進歩が見られない。(2) いつもより弱く感じる。(3) 3日連続でワークアウトするとヘトヘト。(4) ジムに行くのが極度に怖い。パーキンズいわく、「体があなたに休めと言っているのかもしれない」

怪我をしている (あるいは最近怪我をしていた )部位がワークアウトで使われる

ここ2~4週間で腕や背中を痛めた? それが集中的に強化したいエリアなら、ジムはスキップするべき (例: 最近足首を捻った場合はトレッドミルを避ける)。

「怪我をした部位を絶対再び使い始めるべきタイミングがある。軽度の怪我なら通常3~4週間後」 とパーキンズ。その一方で、怪我の部位が例えば肩なら、固定されたサイクリングマシンや軽めの片足ワークアウトができるはず。

前日のワークアウトでひどい筋肉痛になった

筋肉痛のひどさを1~10段階で評価してみよう。10が最も深刻で、ベッドから出られないような痛み。パーキンズは、「8~9の痛みなら、もう少し筋肉を休ませてから本格的なワークアウトを再開する」 ことを勧めている。どんなワークアウトでも、その目的は体に “負荷” をかけ、リカバリーを通して筋肉を大きく強くすること。よって、次のレベルに達するためには筋肉を癒やしてあげることが不可欠と言える。「筋肉が痛い時にワークアウトすると、リカバリープロセスを中断させることになる」

翌日に大きなレースが控えている

マラソンやトライアスロンの大会またはサイクリングで遠出する1~2日前は、大人しくするのがOKどころか推奨されている。パーキンズの話では、そのイベントの1ヵ月前からハードなトレーニングを行い、本番の1~3日前にはアクティブリカバリーモードに入り、極力100パーセントに近い状態でレースに出場できるよう体を休ませるのが理想的。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Katy Lindenmuth Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images