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睡眠が足りないと健康にも悪い影響が。UK版ウィメンズヘルスが紹介する、この5つのカンタンな方法で眠りの時間を最大限活用して。

1. 眠りで酔い覚まし

平日に長時間仕事をした後にジムに行って、Netflixでドラマを見ていたら簡単に20時間以上寝ないでいることに。脳にとってこの状態は、お酒を飲んで酔っ払っているのと同じ状態、と話すのはGuy’s and St Thomas’の睡眠障害センターのガイ・レシナー医師。2時間早く布団に入って、最低6時間の推奨時間をキープして。しっかり寝ていれば朝には酔いも覚めているはず。

2. 脂肪を冷やす

睡眠が5時間以下になると、肥満のリスクが15パーセントも上がるとアメリカの研究は示す。グレリンやレプチンなどの代謝や食欲を制御するホルモンが上下することがその原因だそう。部屋の温度を18度以下に設定して寝ることで「震えなし熱発生」を促して体重減につなげよう。寝ている間にも寒さによって熱が発生し、カロリーが燃焼される。

3. 歩いてみよう

5時間しか睡眠がとれない人は、一般的に循環器系の疾患のリスクが高まり、インシュリン耐性ができてしまう、とロンドン睡眠センターのアドリアン・ウィリアムス教授。そんな時は、週に5日間30分歩いてみて。研究では、歩くことでインシュリン耐性を防いだり、戻すことができるそう。

4. すくすく成長

成長ホルモンをわずかながら増やすことができる科学的に証明された方法はあるが(たとえば重さをかけた状態でのスクワットなど)、代謝から髪の生え具合まで、多くをつかさどるHGHホルモンの60から70パーセントは睡眠中に生成されるそう。ハーバードの研究では、睡眠不足は非生産的になることも分かっているので、眠って成長ホルモンを促そう。これは成長のために寝るしかない。

5. 美容のために

身体は寝ている間に有害物質を肌から排出している、とThe Sleep Schoolの創業者ガイ・メドウズ医師は言う。睡眠が足りていない人の肌には、若年性加齢が見られるというのはUniversity Hospitals Case Medical Centerの研究結果。寝る時はメイクをきちんと落として、しっかり保湿して。

Translation:Noriko Yanagisawa Photo : Gettyimages

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。