有機農業で生産された食肉や、遺伝子を組み替えられていない穀物を食べて育った家畜の肉は、加工肉とはまったく違う。2010年代に行われた20本の研究が、非加工の赤身肉と心臓病には相関性がないことを発見している。病気の背景にあるのは、加工肉に含まれる付加的な化学物質やホルモン。
人間は肉を食べるように作られていない
実を言うと私たちの消化器系は、肉食動物のものと草食動物のものの間を取ったような作りをしている。これは、人間が本来は雑食動物であることを示している。
お肉を食べると太るの?
これもまた、加工肉かオーガニック肉かによるところが大きい。脂肪の少ないオーガニックのステーキで太ることはないけれど、加工肉を食べていれば太る。
加工肉の摂取量を減らすということは、突き詰めていけば、体に何を取り込んでいるか、それがどこから来るものかを把握するということ。お肉自体を完全にやめるにしても、それをジャンクフードで置き替えていては体にとって何の得にもならない。どんな加工食品にも、生鮮食品には本来見られないさまざまな化合物が含まれており、そのような添加物の多くが健康に害をもたらすということを覚えておこう。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。