プロテインシェイクやバーは知っているけれど、プロテインウォーターって聞いたことがない人も多いのでは?
ダイエットに欠かせないタンパク質。タンパク質は筋肉を大きくしたり、修復したりするので、身体を鍛えている人にとってはとても重要。そこで、タンパク質源としてシェイクのかわりになるプロテインウォーターがどんなものなのかご紹介。
プロテインウォーターとは?
プロテインウォーターは糖質とカロリーを抑えながら、多い物では500mlで20gのタンパク質を含むものもある。
アイソレートタイプのプロテイン、ホエイプロテイン(WPI)からできていて、濃いシェイクではなくフルーツなどの味付きの水のタイプのもの。
プロテインウォーターのメリット、デメリットは?
【メリット】
スポーツ栄養学の専門家、クレア・バゼリーは「糖質ゼロでタンパク質20gというのは栄養価を見ればかなり良い。糖質たっぷりのエナジードリンクの替わりとしてはよい選択」と言う。
ジムで過ごす時間が多くてタンパク質を摂取しにくかったり、いつも甘いエナジードリンクに頼っているならバッグに入れるのはこのプロテインウォーターにしても良いかも。
【デメリット】
一方でロンドンの栄養士で健康の専門家ゾイー・パーマーライトは、便利さは認めつつ、気になる点も挙げている。というのは結局のところ、どのくらいトレーニングしてどれくらいタンパク質を必要としているかによって、このプロテインウォーターがよいか変わってくるそう。なぜなら、プロテインシェイクの飲み過ぎや、ジムに通う人の多くが必要以上にタンパク質を摂取していること、タンパク質を加工品に頼っていることが問題だから。
また、プロテインウォーターはホエイからできているので、プロテインシェイクと同じようにこのタイプが合わない人も。
さらに、プロテインウォーターには人工甘味料のスクラロースが含まれており、スクラロースは糖分を欲してしまう作用があるそう。
Text:Francesca Menato Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images