いつものプロテインシェイクをもっと効果的に
正直に言ってゆで卵と赤身ばかりの食事ではしばらくすると飽きてしまう。さらに、味的な観点だけでなく、代謝の意味でも身体が飽きてしまうといったことも。そんなときは、プロテインシェイクに頼るのが一番簡単な解決策に思えるかもしれないけれど、その際、最新の摂り方をすればもっと効果があることがわかった。
「Journal of Applied Physiology」という専門誌に発表された研究では、レジスタンス運動のあとにプロテインシェイクを飲むなら、大豆、カゼイン、ホエイなどの植物性と非植物性のタンパク質を一緒に摂ることで、筋肉をつくるアミノ酸の分泌が長く続くということが判明。
大豆タンパクは運動をしている場合はあまりよくない、という説もあるが(大豆タンパクは、チロイドにマイナスな影響がありすぎるため)、大事な植物性のタンパク質源であり、食物繊維とカルシウムなどを摂取できることは間違いない。量にさえ気をつけて加工されていない大豆を摂れば、ほかの非動物性の栄養素と同様の恩恵は受けられるはず。
カゼインは脂肪を減らす助けになると今までも言われてきており、これはカゼインのタンパク質は消化するのに7時間程度かかるからで、その間長く満腹感が続くからだそう。
つまり、プロテインを飲むなら1種類だけではなく、いろいろ混ぜて摂るのがいいみたい。
Why You're Missing Out If You Don't Protein Blend
Text: Lauren ClarkTranslation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images