フィットネス系のインスタグラムが好きな人なら、#LISSのハッシュタグをよく見かけるのでは? この流行りの脂肪燃....
フィットネス系のインスタグラムが好きな人なら、#LISSのハッシュタグをよく見かけるのでは? この流行りの脂肪燃焼系有酸素トレーニングの内容を、UK版「ウィメンズヘルス」からご紹介。
LISS
トレーニングとは?
LISSトレーニングとは有酸素運動の一種で、Low Intensity Steady Stateの略。つまり、負荷を一定にした強度の低いトレーニングのこと。短時間で高い負荷をかけるHIITトレーニングとは全く逆で長い時間、一定の低いレベルの運動を続けるというもの。
代表的なLISSトレーニングは、ウォーキング、スイミングや自転車などの持久系の運動。
トレーニングが流行っている理由とは?
このLISSという言葉はBBGを考案したカイラ・イチネスの恋人でもあるパーソナルトレーナーのトービーのおかげで有名になった。
「LISSという言葉は、身体を自然に鍛える方法を呼びやすくて短い言い方を探している時に使っていた言葉。LISSという言葉でエクササイズ、心拍数および強度をすべて表している」、とトービー。
数百万人のフォロワーと、何千人もの女性を変身させてきたカイラ・イチネスのおかげでこのLISSという言葉はワークアウト界で認知されるようになった。
もし、健康になることが運動のゴールなら、ゆっくりとしたペースがちょうどよい。LISSは一定のペースで運動し続けることなのでまさにぴったり。
もちろん、そのペースがどのくらいなのかは、今のフィットネスレベルによる。もし、自分のフィットネスはそこそこの場合だと時速8㎞くらいが目安だそう。
Text:Francesca Menato Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images
カイラは、LISSは脂肪や体重を減らすのに合っていると言う。こでは、LISSの代表的なウォーキングがジョギングや走ることに比べて燃える脂肪の量が多いため。
しかも、脂肪を代謝するために身体は酸素が必要。そして、負荷が低ければ低いほど、脂肪を分解するために使われる酸素が身体に残っていることになる。つまりジョギングやダッシュをしていると酸素が足りず、身体が炭水化物など他のものを使うことになってしまうが、ウォーキングなどのLISSならきちんと酸素があり、それが脂肪を燃やす手助けをしてくれる。
ただし、だからと言ってHIITよりもLISSの方が脂肪を燃やすというわけではない。HIITは身体に全く別の影響を与えるので、自分の目標はなにかに照らし合わせて自分に合った種類のトレーニングを取り入れて。
http://www.womenshealthmag.co.uk/fitness/ultimate-fitness-guides/3183/what-is-liss-low-intensity-steady-state-exercise/
運動不足を解消!寒い時期こそ取り入れたいエクササイズ9
定期的な運動が「痛みへの耐性」を高める?新研究結果が示唆
ケトン体で持久系スポーツのパフォーマンスが低下?研究結果が示唆
「1日に11分」の運動で早期死亡のリスク減? 専門家が研究結果を解説
1日わずか10分の運動で寿命を延ばせる!? 研究結果が示唆
見すぎはNG!スマホがワークアウトにもたらす3つのデメリットをプロが解説
室内ワークアウトに人気再燃!? 家庭用「ミニトランポリン」のおすすめ15選
朝のジョギングは体に悪い? 朝食抜きダイエットの意外な罠
有酸素運動と筋トレ、どっちが先?! 目的別に正しい順番を解説
超簡単! 3日で免疫力を上げる3つのステップを、専門家が伝授
トレーニングの頻度は実際どれくらいが最適なの?
専門家が説く、エクササイズに関するありがちな5つの誤解