高い栄養価と話題の野菜「マイクログリーン」のメリットとは?

02 April 2019

高い栄養価と話題の野菜「マイクログリーン」のメリットとは?

アメリカでは、栄養価の高さから注目されている「マイクログリーン」。スプラウトとベビーリーフの中間くらいの時期に摘んだ野菜の若芽、マイクログリーン。今回は、マイクログリーンのメリットについてアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

「マイクログリーンは小さな芽のように見える、野菜の一種です。約60種類の品種があります」とRSP Nutritionのモニカ・アウスランダ―・モレノは説明する。より詳しく説明すると、マイクログリーンは野菜の成長の初期段階で収穫される苗で、カリフラワー、キャベツ、ブロッコリーなどの若い芽のこと。

「Journal of Agricultural and Food Chemistry」の研究によると、マイクログリーンは、成熟した野菜よりもフィトケミカルが最大40倍も含まれているのだとか。

そして、マイクログリーンは、小さいので、さまざまな料理に取り入れやすい。「スムージーに混ぜたり、フードプロセッサーやミキサーで小さくしてから焼き菓子、パンケーキ、またはオートミールに入れてみてください」とモレノ氏。

そんな栄養素たっぷりのマイクログリーンのメリットはこちら。

 

1.心臓病のリスクを減らす

高血圧は心臓病の大きなリスク要因。マイクログリーンのような植物ベースの食品は、血圧によい効果がある。モレノ氏は、「食物繊維とビタミンKの入っている食物性の食品は、血圧を下げてくれます」と説明する。もちろん、血圧に問題がある人は医師が処方する血圧を下げる薬も忘れずに。

 

2.がんの予防にも効果が期待できる

モレノ氏によると、マイクログリーンを含む植物には抗がん作用があることがある、と言う。 雑誌「Future of Oncology」の研究によると、ブロッコリーのマイクログリーンに含まれる化合物であるスルフォラファンはがん幹細胞を標的にする可能性があることがわかっているそう。


3.免疫システムを強化する

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「どんな野菜にも抗炎症作用があるので、免疫システムにプラスの影響を及ぼす可能性があるのです」とモレノ氏は言う。マイクログリーンなら、サラダでも食べやすい。

 

4.視力の回復にも

画面が見づらくて、目を細めているなら、マイクログリーンを含む葉物野菜の摂取量を増やすといいかも。モレノ氏によると、目の健康にもよいフィトケミカル、ルチンを含んでいるという。
「Frontiers in Pant Science」の研究によると、マイクログリーンに含まれるルチンは、頭痛につながる過剰な光を吸収するのを助けてくれるそう。

 

5.便秘ケアに

健康的な食事の一部として、マイクログリーンは便通も助けてくれるとか。モレノ氏は「食物繊維はどれも、便秘の解消に役立ちます」と言う。

 

6.消化関連の病気の予防に

モレノ氏によると、マイクログリーン中の高いプレバイオティックスの繊維類は、腸内の善玉菌のエサになると言う。専門誌「Gut Microbes」もこの説を裏づける。こういった繊維質は、お腹の調子や健康を左右する腸内のバクテリアの成長を刺激してくれる。

 

7.コレステロールを下げる

紫キャベツのマイクログリーンは、コレステロールを低下させ、脂肪の多い食事をした際の体重減少を助けることができるということが、「The Journal of Agricultural and Food Chemistry」に掲載された小規模な研究によってわかった。

日本ではまだ見かけることが少ないマイクログリーンだけど、注目のフードトレンドとして、チェックしておきたい。

 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Marissa Miller Translation: Noriko Yanagisawa Photo: Getty Images

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