アルコール飲料に含まれる塩や砂糖の量はとても多く、IGF-1 というホルモンを刺激する可能性がある。これは、肌の過剰な皮脂分泌の引き金になる。これが急上昇するインシュリンレベルと組み合わさると炎症につながり、ニキビのできあがり!
「皮膚の毛穴の中で古い細胞や皮脂が混ざると、皮脂が詰まり、毛穴の奥でたまってしまい、吹き出物になる」とヘクストール医師が説明する。
早期加齢
アルコールを飲むと細胞に傷をつけたり、肌の老化の可能性が高くなったりする。「脱水が肌の皮膚バリアを弱めてしまうので、環境からの外的作用を受けやすくなり肌のダメージにつながる」とヘクストール医師は明らかにする。さらに、肝臓のビタミンAの貯蓄量を減らしてしまう。ビタミンAは強力な抗酸化作用をもち、肌のターンオーバーを促して、肌を外気汚染などから守ってくれるもの。
肌の色素沈着
アルコールには血管を広げる作用があり、血管拡張剤のような働きをする。血管が広がり過ぎると、破裂する可能性があり、それが末梢神経を恒常的に広げてしまうことも。これが鼻の周りやほほの赤味になることも。
それに加えて、肝臓が正常に機能していないと、肌が明るく見えず、色素沈着を引きおこす可能性がある。
※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。