自分の体が嫌で嫌で、仕方ない。アメリカ版ウィメンズヘルスは、そんな日でも自分の体を少しだけ愛おしく感じられるようになる「あること」を研究からの結果を交えてご紹介。ちなみにジムで筋トレをする必要も、外にランニングに行く必要もないみたい。
カナダにあるブロック大学の研究チームから、ヨガの直後に自分の体に対する考え方が著しく改善されたことが明かされた。ヨガをすることでストレスが解消され、不安や鬱々しい気持ちが和らぐ……なんてうれしいメリットを知っているは多いのでは。その上、いつもより元気になれて楽観的に考えられるようになり、記憶力が向上することはすでに研究から実証済み。
でも今回の研究では、たった1度のセッションでもヨガの恩恵を受けられることが証明されている。
この研究は46名の被験者を対象に、それぞれ別の日にヨガと筋トレのグループレッスンに参加してもらったそう。そしてワークアウトの前後で、自分の体に抱くイメージを報告してもらったという。
どちらのクラスでも、自分の体形を周りにさらけ出すことへの不安や緊張は和らいだものの、ヨガを受けた後の方がその効果は大きいという結果になった。さらに体への満足度が上がったのは、なんとヨガのセッション後のみだったそう。
筋トレにもメリットはたくさんあるけれど、筋肉が増えたり、体が引き締まったりなど見た目の変化に重点が置かれている、と研究者たちは指摘する。一方でヨガは、見た目のことを忘れて、「気持ち」に意識をシフトするため、体とも深いつながりが育めて、結果として自分の体をいとおしく感じやすいのだとか。
今度、自分の体が嫌になったら、だまされたと思ってでも、ヨガスタジオに顔を出してみて。太陽礼拝のポーズをしているうちに、少しずつ自分への自信が取り戻せてくるかも。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Marissa Gainsburg Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images