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「体のここのお肉をもう少しなくしたい」「もう少しだけお尻を大きくしたい」「脚をもうちょっとだけ細くしたい……!」。体にまつわる悩みは、誰だって持っているもの。でも、インフルエンサーであり能力開花のエキスパートであるシネイ・アレキサンダーによると「ネガティブに感じる部分を抱えるのと同時に、自分の体を愛してあげることで、自信を維持することができる」のだとか。最初はちょっとだけ勇気が必要だけれど、一度学んでしまえば気持ちが軽くなる、シネイのルールをご紹介。

能力開花のエキスパートであるシネイ・アレキサンダーがよく尋ねられるのは、「自分の体に対してポジティブになるための方法」。彼女に言わせてみると、常にポジティブでいる必要はないみたい。そもそも24時間ずっとポジティブでいられる人なんていない。それに、これでは「自分の見た目に対してポジティブな印象を抱かないといけない」と言い聞かせているようなもの。そこでシネイが大事にしているのは、“正直な自分を受け入れてあげること”。

それに、ポジティブでいることと自信を持つことは、実は別もの。シネイが求めているのは後者。さらにシネイが考える自信とは、自分に対してネガティブなイメージを抱いてしまったときに、それをちゃんと受け止められること。

例えばシネイも、「もっとお尻が大きければ……」と思うときがあるそう。それでも自分のことを愛しているのには変わりない。自信だってちゃんとある。「魔法が使えたら、一瞬にしてお尻を大きくするわ!」とは言いつつも、そうすることで幸せになれるわけではないことも彼女はちゃんと分かっている。誰だって「いいな」と羨むものがある。理想は、それに憑りつかれないこと。

だから自分の体を見て、「ここが気になる」と思うことは決して悪いことじゃない。シネイも自分の体を改造したくて、長いこと減量に力を尽くしたそう。「でも、体が大きかったころも、別に自分の体が嫌いだとは思わなかったのよ」。「健康的になりたい!」というゴールを掲げつつも、ちゃんと自信が持てているかどうかが大事なのだ。

一番痩せていたころの体より4.5キロ重い現在のシネイは、「今がちょうどいい」と言う。健康的なのはもちろん、維持もしやすいから体形を気にすることなく体力をつけたり、キャリアに力を入れたり、見た目以外のことに注力できるようになったそう。

「インスタグラムで不満や不安は投稿したくないと思う女性は多いのでは? 特に体にまつわることだとそう感じる女性が多いと思う」と話すシネイ。でも、どうやら“周りに正直な気持ちを伝えること”も一つの解決策みたい。

人は周りをがっかりさせたくなくて、「ポジティブでいないといけない」「周りに求められる自分を貫き通さないといけない」と、無意識のうちに自分のイメージを守ろうとしがち。でも意外とみんなが求めているのは、周りの正直な気持ちだったりする。それに、誰かが正直な気持ちを打ち明ければ、「私もそう感じていた」と共感する人が必ず出てくるはず。だから気分が落ち込んでいるとき、シネイは自分に対する想いを包み隠さずに周りに伝えるようにしているとか。そして体についての目標は絶対に隠さない。

つまり、ネガティブな自分もまるごと愛してあげることこそ、シネイが考える「真の自信」。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Chinae Alexander Translation: Miku Suzuki