皮膚科専門医が教える! 「へそのゴマ」の正体と取り除き方

08 April 2019

皮膚科専門医が教える! 「へそのゴマ」の正体と取り除き方

おへそのなかにたまる「へそのゴマ」。そもそも「へそのゴマ」って何でたまってしまうの? おへそをきれいに保つコツって? そんなアメリカ版ウィメンズヘルスの素朴な疑問に皮膚科専門医が回答。

へそのゴマは一体何でできているの?

ニューヨークの皮膚科クリニック『Entiere Dermatology』を設立した皮膚科専門医、メリッサ・カンチャナプーミ=レヴィン医学博士によると、「へそのゴマ」とは、毎日自然と剝がれ落ちる古い角質、老廃物、汗、皮脂、衣類の細かい繊維、おへそ周辺の皮膚にもともと生息する細菌の組み合わせのよう。

潔癖性であれば聞くだけでぞっとする組み合わせだけれど、カンチャナプーミ=レヴィン医師いわく、へそのゴマは至って無害だそう。ただし、おなかの毛が長く濃い人や、コットンやウールなど糸くずを引きつけやすい素材の服を着る人は、残念ながらへそのゴマがたまりやすいよう。

へそのゴマがたまっていなくても、おへそに入れた指をかいでみると嫌な臭いが鼻につくことも。これは、角質や毛、皮脂の組み合わせが生み出す環境で繁殖してしまった細菌とイースト菌のせいだとか。

最悪の場合、茶色や黄色、そして白色の分泌物がおへそから出てくることも。米マウント・サイナイ病院の美容皮膚科長、ノエラニ・ゴンザレス医学博士によると、これは細菌感染症やイースト菌感染症のサインなので、今すぐ皮膚科にかかるべきだそう。


へそのゴマを取り除くには?

くれぐれもこすったり、刺激の強いアルコール性のボディーソープを使ったりしないように。ベストな対策は、肌にやさしいせっけんと水でおへそを洗い、タオルで拭くこと。おへそをきれいにするのも大事だけれど、細菌は湿った環境が大好きなので、増殖を防ぎたければ、おへそを乾燥させた状態で保つのも大切。

おへそを掃除しようと、自分の爪など先の尖(とが)ったツールを使ってしまった場合には、カンチャナプーミ=レヴィン医師のアドバイスに従って、傷口にワセリンを塗っておこう。

また、通常はへそのゴマがたまらない “でべそ” の人も、定期的におへそ掃除をすることが大切。シャワーで軽く洗い流す程度で十分だそう。

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※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Cassie Shortsleeve Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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