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あなたはどれくらいの頻度でシーツを洗っている? ニューヨーク大学ランゴン医療センターの臨床微生物・免疫学長、フィリップ・ティエルノ=ジュニア博士がアメリカ版ウィメンズヘルスに明かしたベストな頻度は、週に1回。その理由とは?

私たちは、ひっきりなしに剝がれ落ちる古い角質(皮膚細胞は、1日で計、何百万個ほど剝がれ落ちるとされている)からローション、メイク、汗や抜け毛、1日を通して皮膚に付着した花粉、ペットのフケ、カビ、ほこりなどでシーツを汚している。そこにはもちろん、決して清潔とは呼べない量の細菌がすみつき、洗濯を先延ばしにすればするほどその数は増えていく。

さらにティエルノ博士いわく、家ダニは汗と皮膚をエサにして増殖してしまうそう。ダニだらけのシーツで寝るなんて、考えただけでも鳥肌が立つけれど、ダニ自体は人体には無害。一方で有害なのはダニのふんで、アレルギーやぜんそくを悪化させる可能性があるとされている。アレルギーがない人でも、ダニだらけのシーツのうえで寝ていると、朝起きたときに目が赤くなっていたり、鼻が詰まっていたりすることがある。

「私たちは人生の3分の1に当たる睡眠時間を、こういったアレルギー源と接しているわけですが、それを知らずに過ごしている人が非常に多いですね」とティエルノ博士は語る。

また、週に1回ベッドシーツを洗っていても、細かい粒子や細菌は重力に負け、いずれマットレスや枕の中に入り込んでしまうので、ベッドが汚くなるのは逃れられないそう。

ベッドを少しでも清潔に保とうと、ベッドパッドや枕を買い替えるのも、いいアイディア。でもティエルノ博士いわく、細菌の増殖防止や、すみついてしまった細菌からの攻撃を防ぐためには、マットレスカバーや枕カバーに投資するのがいいそう。商品選びの際には、“ダニ不透過性”というワードに注目し、購入後はマットレスの表面だけでなく全体をカバーすること。

早速シーツを洗わなくちゃ! 



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※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: K Aleisha Fetters Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images