睡眠不足と体重増加は密接に関係している。「規則的で質の高い睡眠が大切」 とスタンフォード博士は言う。
「私たちは睡眠を犠牲にすることが多いけれど、睡眠は体重調節における重要な役割を果たすので、規則正しく、ぐっすり眠る努力をするべき」。例えば、内科学年報に掲載された小規模の実験では、一晩につき8.5時間の睡眠をとった人々に比べて、5.5時間しか眠らなかった人々は、より多くの体脂肪ではなく除脂肪体重(LBM)を減らしてしまったそう (理想とは正反対!)。睡眠時間が制限されると、空腹ホルモンのグレリンの生成量が増えることを示す研究結果もある。スタンフォード博士は、毎晩7~9時間の睡眠をとるよう勧めている。