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“外見の美しさを目標とするのは素晴らしいこと。でも見た目を必要以上に重視してしまうことがある”。 インスタグラムユーザーのキャス・ハインズが、大切なメッセージを発信したーフィットネスとは体重や見た目で計れるものではない。

オーストラリアのヴィクトリア州出身で今年33歳のママは、様々な体重とフィットネスレベルの自分の姿を定期的に投稿している。彼女にとって一番大事なのは、体重計やメジャーで計れる数字ではなく、パフォーマンスと気持ちだという。

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「1枚目と4枚目の写真の間には3年あるけど、このフィットネスの旅に出て丸2年。何が何でもワークアウト優先の自分に気付いた。旅の途中で目標も戦略も変わった。フォローするプログラムを短くしたり変えたりした回数は数え切れない。マクロを計算したりしなかったり、直感的に食べたり一時的な断食をしたり。このすべての結果、体重が振り出しに戻ったみたい。でも冗談抜きで、最近の焦点は “生きるために食べる” (その逆ではなく) というコンセプトを学びながら、実際に楽しめるシンプルなワークアウトをすること、そして見た目がどうであれ今の自分を好きでいること」

真剣にフィットネスを始めたのはちょうど2年前だというハインズは、カイラ・イチネスのファン。カイラのワークアウトプログラムとミールププランをフォローし、自身の食事をインスタにアップする。そんな彼女は、フィットネスとは簡単に計れるものではないのに、インスタ上の#fitspoコミュニティは体重と外見に捕らわれすぎていると指摘する。

「外見の美しさを目標とするのは素晴らしいこと。でも見た目を必要以上に重視してしまうことがある。割れた腹筋がすべてじゃないのは分かっていても、脂肪で隠れてしまったり、昔のようにくっきりしていないときは、失敗した、フィットじゃない、太ってる、フィットネス詐欺……と、認めたくないほど頻繁に色んな考えが頭をよぎった。実績主義にならなければいけないと思ったのもこのとき」

実績主義とは、例えば、上半身を強化しようとしているハインズであれば、腕が鏡にどう映るかというよりむしろプルアップが何回できるかで進歩を計るということ。

そして、彼女からの最後のメッセージは非常に大切。進歩とは必ずしも直線状に伸びるものじゃない。つまづいたり停滞期に入ったからといって、失敗したことにはならない。

「自分自身の旅から学んだ一番大きなことは、前進、後退、そして停滞期……それが人生。毎週毎週変化が見られるのを期待するのは、非現実的だし長続きしないということに気付くのが早ければ早いほどハッピーになれる。何事にもアップダウンはあるけど、この旅の一番いいところはゴールラインがないこと。だってフィットかつヘルシーでいることはライフスタイルであって、応急処置ではないから。今を生きて、デコボコ道も障害物もすべて含めて旅を楽しむこと」

https://www.womenshealthmag.com/fitness/weight-gain-instagram

Text: Nina Bahadur Translation: Ai Igamoto Photo:instagram of @cass.fit.healthy