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美容や健康のために積極的にとりたいビタミンC。ちゃんと摂取しているつもりでも、実は体に吸収されていない場合も!

免疫力アップ、抗酸化、コラーゲンの合成などの働きがあるビタミンCは、美肌や健康のために欠かせない栄養素。推奨摂取量は1日100mgとされているけれど、ストレスの多い現代人は不足している傾向にあるという。また、ちゃんとビタミンCをとっていると思っていても、調理法や摂取するタイミングによっては十分に吸収されていない場合も。

紫外線を浴びる機会が多い夏は、しっかりビタミンCをとっておきたいシーズン。以下に紹介するコツを活用して、かしこく効率的に摂取して。

調理するなら「蒸す」「冷凍」 

ビタミンCは緑黄色野菜に多く含まれるが、水に溶けやすく熱に弱いため、調理で失われやすい。調理する場合は、ゆでたり炒めたりするよりも蒸すほうがベター。葉野菜は冷凍する方法も。たとえば、小松菜やほうれんそうは切って冷凍しておけば、自然解凍するだけでおひたしのできあがり! ぜひためしてみて。

ビタミンCの多い食材…ピーマン、ブロッコリー、芽キャベツ、パセリ、小松菜、ほうれんそう、じゃがいも、イチゴ、キウイフルーツ、レモン、オレンジ など

フルーツは空腹時より食後に

ビタミンC豊富なうえ、切ってそのまま食べられるフルーツは、効率よくビタミンCを摂取するのにおすすめの食材。でも、空腹時に多量のビタミンCを摂取しても体内に蓄積されないため、余った分は排出されてしまう。フルーツを食べるなら、空腹時よりも食後のほうがおすすめ。食後にビタミンCをとると、ゆっくり腸で吸収されるので効率よく補給できる。

イライラしている時こそビタミンC

ビタミンCには、ストレスから体を守る抗ストレスホルモンの分泌を促す作用がある。ストレスを強く感じるとビタミンCの消費量が高まるので、ストレスがたまってイライラしている時は積極的に摂取して。

出典:厚生労働省「平成27年度国民健康・栄養調査」http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000142359.html
日本人の食品摂取基準(2015年度)

Text:Mayo YasudaPhoto:Aflo