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イギリスの航空会社、ヴァージン・アトランティック航空が2019年3月、身だしなみとしてキャビンアテンダント(CA)に義務付けていたメイクを廃止すると発表。

身だしなみの新ガイドラインによると、CAたちは今後、メイクをしなくてもいいが、「リップスティックやファンデーションの使用は歓迎する」としている。このニュースが報じられると、同社の顧客サービス部門のヴァイスプレジデントであるマーク・アンダーソン氏は、そうした変化によりCAたちは「前よりも快適に働くことができる」だけでなく、「職場での自己表現の幅を広げることができる」とコメント。

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アンダーソン氏が発表した声明はこちら。

「世界的に有名な赤いユニフォームは、ヴァージン・アトランティック航空で働く全社員にとっての誇りでもあります。我々は航空会社として、常に目立つ存在であり、他の航空会社とは一線を画してきました。ヴァージン・アトランティックのアイコニックなスタイルを維持しつつ、それぞれの従業員が個性を表現できるようなユニフォームを提供したいと思っています。それを叶えるため、従業員からさまざまな意見を集めました。その結果、身だしなみに関するガイドラインを改正することにしたのです」

「新ガイドラインは、職場の快適度をアップさせるだけでなく、職場における自己表現の幅を広げることもできます。世界で最も愛されている航空会社として、すべての従業員が自分らしく働けることを強く望んでいます」

今回アップデートされたのはメイクに関する規則だけではない。同社に入社した女性には今後、ユニフォームとしてスカートの他にズボンも支給されるそう。ちなみに以前は、リクエストした従業員のみにズボンを配っていたという。

ズボンといえば、「ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)」も2016年よりCAのズボン着用をOKにしている。メイクの義務付けはまだ続いているようだが、「ヴァージン・アトランティック航空」の影響を受けて、この動きが航空業界に広まる可能性は大いにありそう。

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Cosmopolitan UK

From: ELLE JP