通勤中にマインドフルネスを鍛える方法

02 August 2017

通勤中にマインドフルネスを鍛える方法

歩きでもバスでも、毎日の通勤時間を有効活用。

平均的なイギリス人の通勤時間は54分。そしてロンドン周辺の場合、通勤時間は長くなる傾向にあるんだそう。このストレスフルな通勤時間を文句を言いながら、人にまみれて汗をかくのではなく、せっかくだから有効活用してみては。

 

マインドフルネスの専門家で瞑想アプリAnamayaを開発したグレアム・ドークにやり方を聞いてみた。この役に立つコツを使ってマインドフルネスを練習して。

 

通勤時間の大原則

とにかく急がないこと。これは歩き以外の通勤の場合でも同じ。もし気づいたら小走りで歩いているのなら、きっと周りの様子を見ずに歩いているはず。

 

さらに、音楽などなにかを聞きながら歩いているのなら、耳からもなにも入ってきていない状態。たまには、ヘッドフォンなしで歩いてみて。マインドフルネスを鍛える場合は音楽ではなく、周りの様子に耳を傾けること。

 

歩きの場合

歩いているそのこと自体に集中して。かかとが地面に着地する様子、足の裏が蹴り上げる様子、そのすべてに気を配って。

 

簡単に思えるかもしれないけれど、この歩く動作に集中するのは実は複雑でなかなか大変なこと。


五感をとぎすませて

五感をとぎすませて

マインドフルネスとは自分の周りの世界をしっかりと観察すること。そして自分の感覚に集中すること。

 

通勤中に忘れられがちの感覚と言えば「触覚」。電車に座りながら、この洋服はどんな着心地? シートはどう? 暑い? 寒い? と自分に尋ねてみて。

 

もし満員電車に乗っていて暑いのなら、暑い中でもどこか身体の一部で風を受けているところがないか気を付けてみて。それか、人に押されている部分ではなく、少し空間があるところはないか探して。

 

そして周りを見回して様子を観察してみて。でも普段の場合、「視覚」からの情報は多すぎる。そこで、自分の周りだけをSFの映画のようにスキャンするようなつもりで見てみて。天井から床まで小さなことにも目を凝らして。

 

周りの人々の様子はどうか。楽しそうにしているのか、不機嫌そうにしているのか? みんな一人? それとも誰かと一緒にいる? 車両の中やバスの中を見渡してどんな色が見えるか? 中はきれい? 外の景色はどうか?

 

 

電車もバスも音であふれている。そこで、「聴覚」を使ってよく耳をすませて。喋っている声、空気が動く様子やエンジン音やドアが開く音、外からの音など。色々な音があるのだから、ヘッドフォンを外して音を聞いて。

 

「嗅覚」も大切。あまり好ましく思えないかもしれないけれど、外の匂いもすべてが嫌な匂いという訳ではない。

 

分かりやすい食べ物や人の匂いだけでなく、バスにも電車にも独特の匂いがあるので少し注意をしてみて。

 

マインドフルでいることは難しいことではないけれど、集中する必要がある。

 

http://www.womenshealthmag.co.uk/health/stress/2911/keep-calm-and-commute-on-how-to-practice-mindfulness-on-your-work-journey/

Text:Francesca Menato Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images

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