お皿を投げる、顔写真を燃やす!? 14か国のお国別、ユニークな年末年始の過ごし方

29 December 2017

お皿を投げる、顔写真を燃やす!? 14か国のお国別、ユニークな年末年始の過ごし方

もういくつ寝るとお正月~♪ 新年を迎える準備として玄関にしめ縄や鏡餅を飾り、大みそかは除夜の鐘を聞きながら年越しそば、元日は初詣やおせち料理でお祝いし、デパートの初売りで福袋をゲット……というのが、日本の年末年始の定番スタイル。しかし、世界にはそれぞれの文化に基づいたユニークな過ごし方があるってご存知!? クスッと笑えるものから驚きの風習まで、世界14ヵ国の祝い方をご紹介。あなたはどれに参加したい?


アメリカ

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新年を迎えた瞬間にキスをする習慣があるアメリカ。年をまたぐキスは、あらゆる悪を浄化する力があると信じられているのだそう。大切な誰かといる時はキス、キスする相手がいない人はハグ。でも、なかには友人同士でもキスをする人がいたり、年越しパーティーで必死になってキスする相手を探そうとする人もいたり! また、元日にはテレビやスタジアムでフットボールを観戦する人が多いというのもアメリカならでは。


スペイン

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スペインには年越しそばならぬ“年越しぶどう”があるそう! 12粒のぶどうを教会の鐘の音に合わせて1粒ずつ食べていくというもので、それぞれのぶどうに願いを込めて食べると、その願いが叶うのだとか。これは“幸運を呼ぶ12粒のぶどう”と呼ばれる習慣で、ぶどう1粒1粒は新年のそれぞれの月を象徴していて、1年の幸運を祈る意味が込められている。


スコットランド

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スコットランドでは、“ホグマニー”と呼ばれる伝統的な年越しが主流。年が明けると、息を呑んで誰が一番先に家に入ってくるかを家族で見届ける、ファーストフッティングが行われるそう。一番乗りが黒髪、肌黒、背の高いハンサムな男性で、しかも彼が片手に石炭、もう一つの手にパンを持っていたらその一家には幸運がもたらされ、食べ物にも困らないと信じられている。反対に、金髪で色白の青年だったら……!? 一家にとって不吉な年になるとか。このため黒髪の男性は重宝され、その日はどこの家からも引っぱりだこで、今では予約制なのだという。


オランダ

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オランダでは国内60カ所以上の海と湖で新年寒中水泳を行っているそう。毎年25,000人以上の人々が凍りつく水に飛び込むとか! 


エストニア

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エストニアの人は元旦に、7回も食事をするそう。これには新年に豊富な食料を確保できるようにという願いが込められているという。7回食事をしたら、その人は翌年に7人分の力をもつことができると言われている。


デンマーク

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デンマークでは、お正月にお皿を隣の家のドアに投げつけるそう! お皿を投げつけられた家は幸せになると信じられていて、たくさんのお皿やカップなどの食器を投げつけられた家庭ほど、ラッキーな家庭なのだとか。お正月に家の玄関にたくさんの割れた食器がある家庭は、それだけ多くの忠実な友人をもっているという証になる。デンマークといえば数多くの有名陶器ブランドがあるけれど、それらもたくさん割られている模様。もったいない!


エクアドル

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エクアドルでは大晦日に顔写真を燃やす風習があるそう。これには過去を処分する意味合いがあるそうで、人々は行く年を象徴するような写真を集めて燃やすとか。そのため、エクアドルの大晦日の夜は国中が顔写真を燃やす炎の色で埋め尽くされるという。


プエルトリコ

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日本と同じ概念から、プエルトリコでも大晦日に家の中をきれいする大掃除の習慣があるそう。大掃除を終えると、バケツに入った水を窓から放り出すというプエルトリコ独自の風習が。これには家の中に溜まった一年分の邪気を追い、古い年を洗い流すし、新たな1年を迎えようという意味が込められているそう。


ベトナム

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ベトナムは中国と同じく旧正月(ベトナム語で“テト”と呼ぶそう)にお祝い。2018年は2月16日がテトで、この日のために家の中を花で飾りつけするとか。北部に住む人はピンクの桃の花、南部では黄色の梅の花など、地域によって飾るお花は異なる。また、ベトナムのお正月伝統料理と言えばバンチュンと呼ばれるおこわ蒸し(餅米の上に緑豆と味付けの豚肉を巻き寿司のようにしバナナの葉で巻いたもの)で、どこの家庭でも手作りするのが一般的だそう。


ブラジル

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新年にレンズ豆を食べる習慣があるブラジル。富や繁栄の象徴とされるレンズ豆を食べると、新しい年も幸運に恵まれると信じられている。さらに大晦日は、新年への願いを込めて、ブラジルの民間信仰の水の女神様を称える白色の服を着て過ごす習慣もあるのだそう。
その他真夏の気候ということもあり、年越しをビーチで迎える人も多数。新年を迎える瞬間、海に入って7つの波を乗り越えながら願い事をし、そのまま後ろ向きにビーチに戻ってくると願いが叶うというブラジルならではの言い伝えも。


サウジアラビア

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イスラム教徒が多いサウジアラビア。イスラム法でムスリムは基本的にイベントを祝ってはいけないという法律があるため、元旦も日常と変わらず。熱心なイスラム教信仰者ほど、世界のどこにいても新年は祝わないとか。旅行客でもレストランや公共の場、外でお祝いすると違法になるためご注意を。


アイスランド

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アイスランドの1月の平均気温は、極寒のマイナス0.6度。大晦日には、町の至るところで“ブレンナ”と呼ばれるボンファイア(焚き火)が行われる。これは妖精達が迷わず町へ降りてこられるようにと、その年すべてのものを燃やしてしまおうというバイキング時代からのアイスランドの古い言い伝えに基づくもの。この日はフォーマルな装いで、友人や家族とターキーや伝統料理が並ぶ夕食を楽しむそう。日付が変わる少し前に皆で外に出てカウントダウンをし、0時ちょうどになると、町中から花火が上がる。それぞれの家庭の庭や玄関先でも花火をして楽しむとか。


フィリピン

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丸いものはお金や幸せの象徴とされているフィリピンでは、丸いものを新年に身に付けたり飾ったりすると「お金に困らない幸せがやってくる」と信じられているのだそう。そのためフィリピンでは大晦日になると、ドット柄の服を着た人で溢れかえるとか。なんだかかわいい!


チェコ

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チェコの首都プラハにあるプラハ城へ向かう有名な橋、カレル橋では30分ほど続く打ち上げ花火が恒例イベント。中世の街並みに打ち上がる花火は息をのむ美しさと評判で、多くの観光客が集まるそう。しかしチェコでは昔から「元日の過ごし方が、新しい1年の過ごし方」と言われているので、元旦は特別なことをせず、いつも通りゆっくり過ごす人が多いという。

photos: Getty Images

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