突然体重が減る9つの怖い理由

11 February 2018

突然体重が減る9つの怖い理由

予期しない体重減少は良いことではないの?!

あなたがダイエットに努めている場合は、喜んで体重が減っていくのを見ていることだろう。その場合、すべては想定内のことかもしれない。でも、意図的に体重を減らしているわけではない場合は、喜ぶべきではない。体重はあなたの全体的な健康の指標であり、体重の大きな変動は、深刻な問題が隠れていることを意味しているかも。

さあ、深呼吸をして。私たちはあなたに恐怖を与えようとしているわけではない。けれども、健康に関することとなると、常に安全に行動するのが一番のはず。その上、素早く主治医の診療の予約を取る事が、あなたの健康に問題ないか、検査の必要があるかどうかを判断してくれる。簡単でしょ?

「3〜6ヶ月の間に体重の5〜10%を失った場合は、診察が必要」と、イカンスクールの糖尿病、内分泌学、骨疾患の助教授であるレシミ・スリナス医師は言う。例えば、約68kgから始めて数ヵ月で約61kgまで落ちたなら、それは健康上、何かが正常に機能していない兆候。

一方で、ずっと前に体重計を捨ててしまい、あなたの服がゆるいバギースタイルになっていることに気がついた場合は、主治医に診察予約をして、何が体重が減ったの原因なのかを突き止めるための理由になる。

診察の前に、ライフスタイル、食習慣や睡眠のスケジュールの中で起こった変化、疲労や頭痛のような肩をすくめるような症状について思い起こしてみること。それらは実際に何が起こっているのかを判断するのに役立つ手がかりになる。ここでは、あなたと医者が意図していない体重減少の理由として避けたい9つの原因を取り上げる。

 

1.がん

がんは急速な体重減少につながることがある。

「突然の体重減少を訴えたとしても、食物摂取量、運動のルーチン、ストレスレベルに変化がなく、投薬も安定しているとすれば、それはがんのような重篤なものなのではないだろうかと心配するだろう。多くのがんは、がん悪液質と呼ばれる消耗症候群と関連している」と、栄養学士のマヤ・フェラーは付け加える。

「がん悪液質は、全身性炎症反応症候群、タンパク質とエネルギーのバランスの欠如、脂肪のない体からの不随意的な体重減少を特徴としている。胃がん、膵臓がん、肺、頭頸部、大腸がんの後期段階で最もよく見られる。他の症状を無視し続けていた中で、体重減少に気づいた場合は、すぐに医師に連絡する必要がある。


2.ストレス

2.ストレス

「仕事上でのトラブルや家族とのもめ事、社会的なストレスを抱えて私に会いに来る人は多くて、彼らはそれまでの様な食事をやめてしまった」と、スリナートは言う。食欲の低下は、ストレスを受けた時に体が放出する“闘争・逃走反応ホルモン”に関連している。

 

「脳の視床下部と呼ばれる構造は、食欲を抑制するコルチコトロピン放出ホルモンを生成する。脳はまた、腎臓の上に居座っているホルモンで、身体の闘争・逃走反応を引き起こすのに役立つエピネフリン(アドレナリンとも呼ばれる)を放出するようにメッセージを送り、それは一時的に食べることを保留にする心理的状態にする。食欲がないなら、体重は恐らくすぐに落ちるだろう」


3.腸の病気

3.腸の病気

「セリアック病、クローン病、乳糖不耐症、腸管損傷などの病気は、吸収不全の原因となるため、体重減少につながる」とスリナスは言う。吸収不良とは、腸が重要な栄養素を吸収するのを妨げるもの。胃腸疾患は、セリアック病の場合はグルテンフリーの食事療法のように、たいていは簡単に治療できるけれど、確かな診断ができる胃腸科の専門医に会いに行く必要がある。


4.糖尿病

4.糖尿病

人々が糖尿病に遭遇すると、実際に多くの体重を失う。「糖分の濃度は非常に高く、腎臓とそのシステムを圧迫している」とスリナスは言う。「彼らは血糖を燃料として使うことができないため、すべてが腎臓にろ過され、排泄される。糖尿病を発症している人々は、過度の渇きを経験し、より頻繁にトイレに行かなければならないような気分、視力の鈍さ、無感覚を経験したり、手足の刺痛を感じたりする。


5.甲状腺の病気

5.甲状腺の病気

甲状腺はあなたの代謝を制御するので、甲状腺の問題が体重の問題を引き起こす可能性がある。高代謝は体重減少にはプラスだけれども、高過ぎる代謝は健康的ではない。「甲状腺機能亢進症があると、急速な体重減少や心拍数の上昇、不安、震えや不眠症などの合併症が増える」


6.副腎機能不全

6.副腎機能不全

身体が十分なコルチゾールを生成しない場合、副腎機能不全(アジソン病とも呼ばれる)が起こる。そう、それはあなたのストレス反応に関係するのと同じコルチゾールだ。

 

「高レベルのストレス下では、1トンのコルチゾールが生成されるが、それは正常な反応だ」とスリナスは説明する。「コルチゾールレベルが非常に低い人は通常のストレス反応はしないため、彼らはとても具合が悪くなる。典型的な症状は、急速な体重減少、吐き気、めまい、頭痛、そして感染率の増加をもたらす」


7.慢性関節リウマチ

7.慢性関節リウマチ

女性の1〜3%の割合で関節リウマチが起こる。これは慢性の炎症性疾患で、体の関節に影響を与え、急速な体重減少を引き起こすこともある。これは、慢性関節リウマチにおいて、炎症性サイトカインは炎症を惹起するだけでなく、エネルギー消費を増加させるため。これは、毎日より多くのカロリーと脂肪を燃焼することを意味すると、フェラーは説明する。関節リウマチは、30歳~50歳頃の間に発生し始める。


8.うつ病

8.うつ病

食欲の減退および減量はうつ病の一般的な症状。うつ病を抱えている人々の中には、エネルギー消費量が減るだけでなく、多くの分野で関心が低下する人もいる。これが食欲にも移行し、食事摂取量が減り、ひいては体重が減少する。


10.寄生虫

10.寄生虫

寄生虫に関連する多くの症状、特に蠕虫症を引き起こすものには、蠕虫と原生動物と呼ばれているものがある。マウントサイナイの「イカンスクール・オブ・メディソン」の胃腸病クリニックの助教授、パスケール・エム・ホワイト博士は「症状には、下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振が含まれ、それは体重減少につながる。」と述べている。

 

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:ASHLEY MATEO Translation: Kanako Iwaki Photo:Getty Images

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