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11月26日、「いい風呂の日」から始まる「東京銭湯ウィーク」。古くから庶民の暮らしに結び付いてきた銭湯をとおして、その街の文化や歴史を感じに行こう。

1927年の12月30日、東洋初の地下鉄として上野~浅草駅間が開通してから今年で90周年となるのを記念して、1月24日(水)まで開催中の『TOKYO METRO 90 Days FES!』。そのうちのスペシャル企画として、「いい風呂の日」こと11月26(日)から12月4日(月)までの9日間限定で、「TOKYO SENTO WEEK(東京銭湯ウィーク)」がスタートする。

公衆浴場数が全国でもトップクラスに多い東京23区で、街に根付いたスポットの象徴でもある“銭湯”を舞台に、東京の街の歴史や文化を体感できるこの企画。期間中は、東京にある5つの銭湯が「スペシャル風呂」に様変わりし、その街ならではの魅力を発信していく。

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今回スペシャル風呂になる銭湯は、下記の5カ所。
かつて高度な園芸地帯として知られていた“花の街”であったことから、湯船や浴室を満開の花でいっぱいに飾り付ける北区の「殿上湯」(南北線・西ケ原駅)。古くはホタルの街として知られた荒川区の「斉藤湯」(千代田線・西日暮里駅)では、ホタルをイメージしたライトを浮かべ、湯船がぐっと幻想的に。また、ものづくり文化の最先端をいく街であった台東区・上野にある「日の出湯」(銀座線・稲荷町駅)では、防水VRを装着して世界の絶景を旅するような驚きの体験を提供する。そして“閻魔大王のいる街”として知られる足立区・北千住の「タカラ湯」(日比谷線/千代田線・北千住駅)には、地獄を思わせる真っ赤な湯船が出現し、墨田区「大黒湯」(半蔵門線・押上〈スカイツリー前〉駅)は、この地がガラスの街として有名なことから、江戸切子模様のステンドグラスなどで彩り豊かに装飾される。

入浴の前後に、街を散歩して各地の情景やグルメを楽しむのもおすすめ。なお、期間中は各銭湯先着600名(計3000名)に特製オリジナル手ぬぐいのプレゼントもあるので、ぜひ参加してみて。

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各スペシャル風呂のモチーフがキュートにプリントされた特製手ぬぐい。

TOKYO SENTO WEEK(東京銭湯ウィーク)
会期/11月26日(日)~12月4日(月)
会場/殿上湯(東京都北区西ケ原1-20-12)
斉藤湯(東京都荒川区東日暮里6-59-2)
日の出湯(東京都台東区元浅草2-10-5)
タカラ湯(東京都足立区千住元町27-1)
大黒湯(東京都墨田区横川3-12-14)
営業時間や料金など詳細は下記サイト参照
https://metro90daysfes.jp/special/sento/