万が一のときに身を守るためには?
オンラインでフィットネストレーニングを提供するTIFFXO.COMのティファニー・ホールが情熱をかけているのは、オーストラリアをヘルシーでハッピーでフィットにすること、息子のアーニー、クロワッサン、エド、そしてセルフディフェンスだという。彼女のプログラムTIFFXOでは、必ずセルフ・ディフェンスを入れているそう。女性、男性みんながいつでも安全でいられるようにしたいとホールは言う。
セルフディフェンスは、こちらから殴りかかったり、集団の中で一番声が大きい人になることではなくて準備ができていることだという。何か起きてしまうことを防いだり避けたりすることができるのが理想的な結果。でも、毎日の中もできる小さなことで安全を守ることができるそう。まずは、この3つは意識するように。
1.誰にでも気やすくドアを開けない。ドアを開ける前には、誰か、と必ずたずねるように。知らない人が危険というのは本当のことなので、もし知らない人の場合はそのままドアを開けずに会話するか、ドアのワイヤーをかけたままに対応して。電話を貸してくれと頼まれたら、公衆電話を教えるか、代わりにかけてあげて。
2.夜は明るい道を選んで、特に一人で歩いているときは、誰かに知らせるように。
3.イヤフォンをしたままランニングやウォーキングに行かないように。必ず片耳は外してなにか怪しいものや危険なものに気づけるようにして。
さらに危ない状況になったら、効果的なこの4つを試してみて。
大声を出して注意を引くこと。さらに、声を出すだけでなく、意味のある言葉を発するように。「助けて」と叫んで、周りの注意を集めよう。
止まらないで動く。私たちは戦うか、反応するかのどちらかを行うが、戦うことをすすめるとホール。叫んだり、まわりの注目を集めることで脳をはたらかせて考えることができる。反応する時間があるのにもかかわらず固まってしまうことは一番避けたい。恐怖で固まるのではなく動こう。
攻撃するときに気持ちが弱くなってしまわないように、息を吐いて気を落ち着かせて。攻撃してくる人に自分はタフで勇気もパワーもあることを示して。
さらに、ホールはこの4つのことを覚えておくようにと言う。
1.腕をガードのポーズにしない。このポーズをしてしまうと武道の経験があることがばれてしまい、攻撃されやすくしてしまう。通り過ぎるときには手を開いた状態で顔の前に置くように。
2.身体の硬い部分、ひじ、こぶし、かかとやひざを使って相手の股間、目やのどなどのやわらかい部分を狙うようにして。指で目を狙うのは、かかとで足の指をふみつけるのと同じくらい効果的。
3.顔は殴らずに、のどのほうがやわらかいのでそっちに。顔をなぐると手が痛くなってしまう。
4.股間を蹴る場合は、すねの部分を使って蹴り上げること。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text:Tiffany Hall Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images