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いつものお酒もちょっとヘルシーなものにスイッチして!

体重を減らそうとしている人なら、お皿いっぱいに野菜を盛って、脂肪の少ないお肉を食べてしっかりタンパク質を補給、さらに炭水化物はちゃんとヘルシーな物から摂るなど、ヘルシーな食事はお手の物のはず。でも、外出先のバーに行くと困ってしまう人もいるのでは。

今度ドリンクのメニューを見たら思い出して欲しいのは「お酒を何で割るかにも気を配ること」と話すのは『The Small Change Diet』の著者で管理栄養士のケリー・ガンズ。どのアルコールも実は栄養価は同じくらいだけど、それをなにと一緒に飲むかで大きな差が出てくる、とガンズは言う。つまりウォッカとジンそのものでは大差はないということ。

おいしく賢く飲むためにはこの3つのルールを守るようにして。まずは、シンプルなものにすること。ジンを飲むならライムを絞ったものくらいにすれば、砂糖たっぷりのジントニックに比べてずっとウエストに影響がない。

2つ目は、アルコールが2種類以上入っているようなものはやめること。「2種類以上のアルコールを使ったものになるとぐんとカロリーが上がる」

最後には、フローズンカクテルは砂糖のかたまりなのでこれもやめること。「もし体重を気にしているのならフローズンカクテルは一番避けるべきもの」

ウォッカ

(1ショット97kcal、糖質0g、炭水化物0g)

おすすめは「ウォッカソーダ」。ただの炭酸水と混ぜるのは定番かもしれないけれど、カロリーを気にしているときはおすすめの一杯。なにか生のフルーツを加えて。NGなのは「セックスオンザビーチ」。ジュースは砂糖がたっぷりなので、こういったジュースを割材に使っているカクテルは避けて。だからウォッカクランベリーやウォッカレモネードなども避けるように。このセックスオンザビーチも336kcalで炭水化物が32gも!

ラム酒

(1ショット97kcal、糖質0g、炭水化物0g)

おすすめは「ラムとダイエットコーラ」。いつものラムコークではなく、ダイエットコーラにすることでカロリーをカット。NGなのは「ピナコラーダ」。これはココナッツとパイナップルと砂糖のミックスのような物でまさにダイエットの邪魔をしてしまう。だいたい1杯で245kcalはあり、糖質31g、炭水化物は32gも含まれている。

ウィスキー、バーボン、スコッチ

(1ショット105kcal、糖質0.03g、炭水化物0.03g)

おすすめは「マンハッタン」。ウィスキーをストレートで飲みたくないのなら、定番のマンハッタンで。ウィスキー、スイートベルモット、ビターズで作られているのでカロリーも糖質も低く抑えられる。NGなのは「ウィスキーサワー」。シロップが使われているのでカロリーは240kcal! さらに糖質23gに炭水化物24gも摂取することに。

ジン

(1ショット100kcal、糖質0g、炭水化物0g)

おすすめは「ジンマティーニ」。オリーブ2つを添えたジンマティーニなら200kcal以下で糖質も炭水化物もゼロ。NGなのは「ジントニック」。ジントニックはカロリーは低いがトニックウォーターには驚く程の砂糖が含まれている。1杯でも21gも糖質が含まれていて、これはWHOの一日の推奨量25gを一杯でほとんど摂ることになってしまう。飲むときはダイエットトニックで。

テキーラ

(1ショット105kcal、糖質0g、炭水化物0g)

おすすめは「パロマ」。このグレープフルーツジュースとライムジュースでできたドリンクはマルガリータのカロリーオフ版。でもジュースを割材として使っているので飲み過ぎには気をつけて。できれば生のグレープフルーツを絞ったものがベスト。NGなのは「マルガリータ」。フローズンカクテルでもロックでも塩分と砂糖がたっぷりなのでダイエットには不向き。大体1杯でなんと600kcalもあり、糖質も80gも含まれている。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Marcaela Mackenzie Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images