Hair, Face, Hairstyle, Eyebrow, Lip, Beauty, Street fashion, Fashion, Blond, Skin, pinterest

近頃、日本でもどんどん選択肢が増えている、ナチュラル&オーガニックコスメ。最先端の研究結果を詰め込んだケミカルなコスメも魅力的ではあるけれど、ナチュラルコスメに興味があるなら、まずはどんなアイテムから取り入れるべき? オーストラリア版ウィメンズヘルスが専門家に聞いてみた。

私たちが日頃から莫大な量の化学物質にさらされていることを考えれば、自分の肌に何をのせているのかを把握するのは当然のことかもしれない。ナチュラルで効果的な製品がたくさん売られている今、試さない理由はない!

だからといって、いきなりすべてのアイテムをナチュラルコスメに切り替えるのは非現実的。そこで今回は、ナチュラルなスキンケアに切り替えるうえでのコツと、今すぐ使うのをやめるべきケミカルな美容アイテムを、オンラインビューティーストア「Clean Beauty Market」の創設者エリン・ノルデンに教えてもらった。

結論は出ていないけれど、注意したい「主犯成分」は?

「デオドラント、ボディウォッシュ、ボディローション、シャンプー、コンディショナー、香水は、私たちが毎日使う最も有毒で不健康な商品の一部」 とノルデン。「これらの製品にはアルミニウムや香料、トリクロサンや硫酸塩にパラベンといった成分が含まれている。けれどこれらの成分は、ほんの数例」

これらの成分が低濃度でも体に悪いという判断は、まだ下されていないようだ。でも、安全策をとるためにも現在あなたが使っている美容アイテムの中の3つをナチュラルコスメに置き替えるなら、ノルデンはまず何を勧める?

1.デオドラント

「たいていのデオドラント製品にはアルミニウムや香料、フタル酸、トリクロサン、プロピレングリコールをはじめとする好ましくない成分が、かなりたくさん含まれている。でも最近では、抗菌作用と悪臭防止作用のある野菜パウダー、木炭、オイルを使った、効果的でクリーンなデオドラントが数多く手に入る」

2.ボディクリーム

「ボディウォッシュとボディクリームには、数々の有毒な化学物質が含まれていることも。クリームは肌に長時間のせているものなので、安全な製品を選ぶことが非常に重要だ。ボディオイル、ナチュラルなボディークリームやバームの方が安全といえる」

3.顔用の保湿液

「香料やシリコン、化学保存料、そして種類によってはアルコールも避けるべきかもしれない。科学的な裏付けががあることはもちろん、“製品のイメージだけ”が良い製品はNG。肌にきちんと効く、高品質な成分がたっぷり含まれた無毒処方のアイテムを選んでみて」

※この記事は当初、Marie Claireに掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Anna McClelland Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

Headshot of Nana Fukasawa
Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。