Pink, Sportswear, Abdomen, Arm, Shoulder, Physical fitness, Joint, Leg, Muscle, Thigh, pinterest

バストサイズを大きくするのは、豊胸手術か体脂肪に他ならない。大きく見せる努力は、毎年買い替えるブラに費やす金額が物語る。

でも、寄せて上げる以外にも策はある。「胸部の筋肉を強化すれば、見た目も良くなるし、大きくも見える」と言うのは、パーソナルトレーナーのジェン・コマスケック。

正直言って、このワークアウトをしても、AカップがBカップやそれ以上のサイズにはなるわけではない。でも、多くの女性がそうであるように、胸部のトレーニングを怠っていると、自然と魅力アップできるチャンスを見逃すことになる。

今回ご紹介するワークアウトは、コマスケックによって女性のために特別にデザインされたもの。彼女いわく「十分なウェイトを使って複数のアングルから胸を動かせば、間違いなく筋肉を増強するための刺激を与えることができ、胸の形もきれいになる」そう。

効果的に行うには、重さが十分にあるウェイトを選ぶこと。各セットの終わりに、あと2回はできるかな、でもそれ以上は無理だな、と思うくらいがベスト。コマスケックによれば「筋肉の成長を促すために、重めのウェイトに挑戦してみるのが大切」なんだそう。週2回、このエクササイズの組み合わせを実践してみよう。

1.ダンベルベンチプレス

ベンチに仰向けになり、それぞれの手にダンベルを握り、腕を真っ直ぐ上げる。ダンベルが胸の脇に来るまで下ろす。腕を上げ、スタートポジションに戻る。これで1回。10回繰り返し、休まず2つ目のエクササイズへ。

2.プッシュアップ

両手両足を床につけたプッシュアップの姿勢を取る。手は肩幅より少し広めに開き、両足はくっつけて、頭からつま先までを一直線に。胸がほぼ床につくまで体を下す。胴に対する腕の角度が45度の位置で一呼吸置いてから押し上げ、スタートポジションに戻る。10回繰り返し、90秒休む。

1と2のエクササイズをもう一度行う (各エクササイズを2回ずつ行うことになる)。3つ目のエクササイズに進む前に90秒休む。

3.傾斜付きダンベルベンチプレス

角度が調整可能なベンチに座り、ベンチを低角度 (だいたい15~30度) にセットし、両足を床にぴったりと付ける。それぞれの手にダンベルを握って腕を伸ばし、ちょうど肩の上にダンベルを構える。ダンベルを胸の脇までゆっくりと下ろす。一呼吸置き、ダンベルを天井に向かって持ち上げて、スタートポジションに戻る。10回繰り返し、休まず4つ目のエクササイズへ。

4.ダンベルフライ

平らなベンチに仰向けになり、両足を床にぴったりと付ける。それぞれの手にダンベルを握って腕を伸ばし、ひじをやや曲げた状態で、ちょうど肩の上にダンベルを構える。ひじを少し曲げた状態のまま、ひじが胸と平行になるまでダンベルを下ろす。ひじの角度を維持したままダンベルを持ち上げて、スタートポジションに戻る。10回繰り返し、90秒休む。

3と4のエクササイズをもう一度行う (各エクササイズを2回ずつ行うことになる)。

https://www.womenshealth.com.au/article/fitness/the-best-moves-to-lift-your-boobs

Text: Amy Rushlow  Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images