皮膚科医が伝授! 水着になる前のマストケア5

10 July 2018

皮膚科医が伝授! 水着になる前のマストケア5

7月に入り、各地で一斉に海&プール開き。水着を着るためのスタイルづくりは万全でも、ムダ毛や黒ずみがあったら台無しに! そこで今回は、よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子先生に、水着スタイルの総仕上げとしてマストなケア5つのHow toをASK! 細部までケアをして、この夏はパーフェクトな水着美人を目指そう。


バストケアは、ソフトタッチでハリをアップ

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Photos: Getty Images

美しい水着姿のためには、ぷるぷるでしっかりハリのあるバストを手に入れたいもの。バストの下垂や弾力の低下を予防するためには、まずバストを支えている表面の皮膚のケアが重要に。「顔の皮膚と同様にデコルテの皮膚も老化し、たるんでくるとバストが下がる原因になります。大切なのは、強い摩擦を避けること。入浴時は、ザラザラのナイロンタオルでなく、やわらかい綿タオルなどで体を洗うようにしましょう。上がったあとは、適度に保湿を。矯正下着などで締め付けると黒ずみの原因になるので気をつけて」と吉木先生。

  

姿勢を正して、美バストを演出

また、皮膚以外にバストを支える役割をするクーパー靭帯は、激しい運動などで上下に振動すると傷ついてしまうことも。バストを支える運動用のブラジャーをつけるのがベスト。

「バストが美しく見えるかどうかは、姿勢も大きく影響します。猫背だと当然バストもだらんと下がって見えるので、水着を着るときは特に、背筋をしゃんとのばして! 3割増しで美しく見えるはずです」


下着選びや洗い方に気をつけておしりニキビを予防!

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エクササイズをがんばってきゅっと上がったおしりを手に入れても、赤くプツプツとしたニキビがあると、魅力が激減。そもそもニキビの原因は、皮膚の常在菌であるニキビ菌に対して免疫力が低下すること。おしりニキビの場合は、食生活の偏り、睡眠不足、ストレスなどの他に、外的刺激が大きく関係するのだとか。下着のレースやガードルなどの素材や、座った時にちょうどゴムや縫い目があたることで肌が傷ついてニキビになることもあるので、下着選びには十分気をつけて。

「体を洗うときに、タオルを使わず手で洗うだけという人もいますが、それでは角質が残って毛穴を詰まらせてしまい、結果的にニキビになることがあるので要注意! おしりの保湿には、油分の少ないボディジェルなどがおすすめです」と吉木先生。


ムダ毛処理後のケアは、クリームで保湿するのがポイント

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水着を着るなら、なおさら、念入りに行いたいムダ毛の処理。しかしそもそも、肌に悪くない除毛はない、と吉木先生。「除毛には大きく分けて“剃る”と“抜く”の2種類あります。電気シェーバーやカミソリを使って剃る場合、皮膚が炎症してかゆみを持つ“カミソリ負け”や、それが化膿してニキビのようになった“毛嚢炎(もうのうえん)”、傷がシミになる“炎症性色素沈着”などのトラブルになりやすいんです。ピンセットやワックスで抜く場合は、くり返し抜くことによって毛根が傷つき、肌がボツボツと鳥肌のように硬くなる“瘢痕化(はんこんか)”や、伸びた毛がうまく外に出られない“埋没毛(まいぼつもう)”になります」。ほうっておくと、色素沈着になり、肌にシミが残ってしまうこともあるのだそう。

 

“毛を育てること”を意識

「除毛トラブルは、剃ったり抜いたりした瞬間よりも、毛が生えてくるときに発生しやすいもの。つまり、ケアのポイントは“毛を育てること”に目を向けること。毛が正常に生えてくるようにするには、肌を常にうるおってなめらかな状態にしておくことが大切です」。お風呂上りには、ローションやオイルよりも、クリームで保湿を。敏感肌用や、ある程度油分を含んだものを選んでみて。


ひじ・ひざの角質ケアは一日にしてならず!

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ひじ・ひざのガサガサや黒ずみの原因は、厚くなった角質。水着になる直前に、一気に落とすのはタブー。お手入れは、入浴時に、週に1~2回スクラブを使うのがおすすめと吉木先生。「重要なのは、こすりすぎないこと。余分な角質と必要な角質には明確な境目がないので、落としすぎてしまうのはよくありません。入浴後は尿素配合のクリームでよく保湿を」。ひじ・ひざのケアは一日にしてならず。日々のスキンケアの中に角質のお手入れをうまく組み込んで続けていくことが、つるつる肌の秘訣なのだそう。


つるピカボディの秘訣は、“洗わない”ケア

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吉木先生によると、現代の肌の問題は、体の洗いすぎにあるとのこと。「ほとんどの人が毎日入浴して体を洗っています。洗いすぎることは、実は肌を不潔にすること。人間の皮膚は、皮脂とそこに住む善玉菌でおおわれていて、それをとりすぎてしまうと、善玉菌の住むところがなくなってしまい、悪玉菌が繁殖してしまうのです。たとえば汗をたくさんかいたときしっかり洗わなきゃと勘違いしている人も少なくありません。ゴシゴシと洗いすぎると、皮膚がカサカサになってかゆみを発してしまう。におうのは、汗ではなく皮脂。入浴時は、皮脂が多い背中と胸のあたり、蒸れやすい足の指の間は毎日洗い、それ以外の部分は週に2~3回のペースで洗いましょう。ボディソープは界面活性剤の強いものが多く、液体のため量を使いすぎてしまうので固形石鹸がベターです」と吉木先生。


【番外編】水着を着る機会に、細部のケアに目覚めよう

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「流行のヘアスタイルと完璧なメイクでキメていても、手足など細かいところのケアが行き届いていなければとても美人とはいえません。女性の体をきちんと知り、知識を持って正しい努力を積み重ねることが必要です」と、吉木先生。ぜひこの機会に、“美は細部に宿る”を意識して、美容に励んでみてはいかが?

 

さらに詳しい内容を知りたい方は…

著書●『噂の女医がこっそり教える 女の不調が消える本』

著/吉木伸子 主婦の友社 ¥1,200

毛穴、シワ、肝斑、薄毛、汗とにおい、GSM、除毛トラブル…年を重ねるごとに、女性の体に起こる変化。誰に聞いていいかわからない、そんな悩みや疑問を皮膚科医の吉木伸子先生が解決。正しいボディケアの方法からストレスの対処法まで、大人の女性必携の一冊。

 

プロフィール●吉木伸子先生

皮膚科医。さいたま市立病院、米国オハイオ州の形成外科、漢方診療所での研修等を経て、よしき皮膚科クリニック銀座を開設。レーザー、ケミカルピーリングなどの美容皮膚科学と漢方を取り入れた皮膚科治療を行う。 

よしき皮膚科クリニック銀座

住所/東京都中央区銀座5-9-12 ダイヤモンドビル6階

tel. 03-3569-7567 http://yoshiki-hifuka.com/

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