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子供の頃から学校の授業などで慣れ親しんでいるスポーツ、水泳。でも大人になってから泳いでいない、という人も多いのでは? 水泳は、水着さえあれば1人でもできて、故障もしにくい効果的な有酸素運動。そこで、知ってるようで知らない水泳の美容&健康効果について、マンツーマンで独自の水泳学習法を提供している「TIスイムサロン」のマスターコーチ、加藤幸恵さんと、「AQUALAB」で北島康介さんのメソッドをベースに水泳やトレーニングの指導をする和田泰仁さんに聞いてみた。

【水泳の効果】心肺機能を効果的にトレーニングできる

「水の中では、いつでも息が吸えるわけではない状態で連続して運動することになるので、心肺機能のトレーニングに一番効果的です」(加藤さん)

【水泳の効果】肩こりしにくい

「腕を回すので、肩甲骨の周りがほぐれ、肩こりの予防、猫背の予防になります。スイマーには肩こりで悩む人が少ないんですよ」(和田さん)

【水泳の効果】股関節やひざ関節が鍛えられる

「バタ足をすることで、普段なかなかトレーニングしにくい、股関節や膝の関節を使い、鍛えられます」(和田さん)

【水泳の効果】むくみが取れる

「女性に嬉しいメリットとしては、水の中で運動することでむくみが取れること。泳がなくても、水の中で歩くだけでも十分に効果があります。プールは深くなればなるほど水圧がかかるので、水中でのウォーキングは足のむくみがとれやすいのです。さらに、泳ぐことで肩周りや背中周りも使えるのでや肩甲骨まわり、肩まわり、腕まわりのむくみもとれやすいですね」

【水泳の効果】リラックス効果がある

「しっかり呼吸をするので、副交感神経が刺激され、リラックス効果を得られます」(和田さん)

【水泳の効果】血行が促進され、代謝が上がる

AQUALABのように水流があるプールの場合、身体に流水が当たると血行が促進され、代謝もアップ。太りにくい身体になります」(和田さん)

【水泳の注意点】水泳で気をつけるべきことは?

「プールの塩素は殺菌作用があり安心して泳ぐことができる反面、残留塩素が体に付着することで様々な問題を引き起してしまいます。プールでは身体の皮脂や水分が奪われて、上がったあとの肌の乾燥や髪の毛のダメージも大きいです。そのためプールから上がったあとの自分の身体に目を向ける時間をつくること、化粧水やボディークリームでケアすることがとても大事です」(加藤さん)

髪の色落ちが気になる方は、メッシュキャップに比べて保温効果があり髪の毛を塩素から守るシリコンキャップを使用するといいそう。

「シャワーで流してもなかなか落ちない塩素臭は、残留塩素を瞬間的に分解する塩素除去スプレー『Cのちから』がおすすめ。成分は食品用のビタミンCと水だけなので身体や環境に優しいのもうれしいですね」(加藤さん)

AQUALAB

http://aqua-lab.co.jp/

TIスイムサロン

http://tisalon.jp/

Photo : Gettyimages

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。