初夏からの問題。ニオイと水虫、どうする、どうなる!?

08 May 2018

初夏からの問題。ニオイと水虫、どうする、どうなる!?

気温と湿度が急上昇し、太陽の光や風が心地良い季節。ふと気がつくと、街や電車の中で鼻先をかすめるニオイ……そう体臭が気になるシーズンも開幕。また生足になる機会が増え、気がつくと指先がムズムズ、かゆいなんてことも。「もしかしたら水虫!?」と怯える前に、その原因と対処法を学ぼう。取材歴22年のビューティエディターSが、ニオイと水虫に悩む現場で見てきたTIPSをご紹介!

友人同士でも話をしづらいニオイ問題と水虫の悩み。それゆえ、こっそり悩み続けて放置してしまうことも。しかし、どちらのトラブルも原因と対処法は案外、単純明快。悩んでいるよりも「知ること」「対応すること」で改善できる部分も大きい。

初夏から気になる体臭の多くは、汗によるもの。一般に言う汗は全身に広く分布するエクリン腺から分泌され、本来は無臭。肌の上の細菌が汗を分解することで、ニオイとなる。汗を拭くことがケアとなるが、ミスしがちなのが乾いたハンカチやタオル等で拭いてしまうこと。水分は拭えるものの、菌がそのまま残ってしまうこともあるのだ。濡らしたハンカチやタオル、ウェットシートを使うのが正解。

もう一つが、アポクリン腺から分泌されるもの。アポクリン腺は脇の下や乳輪、へそ、外陰部などにあり、ここから放たれるニオイが、いわゆる「わきが」だ。もともとは異性を惹きつけるためにニオイを放つためにあったアポクリン腺。それが現在では退化し、そのニオイも避けられる存在に。

「菌のエサとなる汗を抑える」「菌を減らす、殺菌する」というのが対策となる。しかし、ニオイのレベルが強い場合は、医療機関での治療がオススメ。


ニオイにも種類があった!? 原因別対処法を考える

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「ニオイって暑さからくるものだけでしょ」と思うことなかれ。実は現代社会は、それ以外にもニオイの原因がたくさんある。ここでは、そのニオイの中から気になるものをピックアップ。

①   男性中高年だけではなかった! 女子でも加齢臭?

女性だから関係ない、わけではない。女性は男性に比べ、女性ホルモンによってニオイの原因となる皮脂の分泌を抑えられている。だが年齢を重ねるにつれ、女性ホルモンの分泌量が減るためにニオイが出てくることも。これは30代中盤から出るとも言われ、大人世代だけのトラブルではない。

 ニオイが出やすいのは頭皮、背中、首、脇など。この部位をしっかりと優しく洗うことが最初のポイント。また、抗酸化作用のある食材を意識して摂ることも対策の一つに。

②   肉食女子に黄色信号、点灯! 動物性タンパク質の落し穴

肉や乳製品に含まれる動物性タンパク質はニオイを強くし、動物性脂肪は皮脂の分泌を促進する。つまり、皮脂が出やすくなって、ニオイがきつくなってしまう。Fit Girlsにとって良質なタンパク質は歓迎すべき存在だけど、過剰に摂取するとニオイ問題につながる。

しかし現代人はタンパク質不足になっている人も多い。厚生労働省の推奨する1日当たりの量は50gだが、これを下回るようであれば元も子もなし。それよりはニオイをケアしてくれる食材を一緒に摂るほうがオススメ。

例えばビタミンA、C、カテキンやポリフェノールはタンパク質や脂質の酸化防止に関係する。また、抗酸化力のある緑黄色野菜やアーモンドなども摂りたい食材。また、梅干しなどのアルカリ性食品も有効だ。体が酸性に傾くと体臭が強くなる傾向があるので、それを調整してくれる。 

③   お疲れ女子は“スメル女子”? 疲労臭にご用心

連日のハードワークをしている人とすれ違ったとき、ツンとしたニオイを感じたこともがあるかもしれない。これはタンパク質が体内で分解されたときにできるアンモニアに関係している。通常、アンモニアは体内に蓄積されることはないが、疲労して肝臓の働きが低下すると分解し切れなかったアンモニアが血液にのって流れ、汗や皮膚に含まれることに。これが疲労臭の原因となる。

アルコールの摂り過ぎやストレスなどでも肝臓はダメージを受けるので、ハードワークな環境は肝臓とって負のスパイラルとなり、疲労臭が出やすくなってしまうことも。肝臓をケアすることで軽度なケアはできるが、そもそもの原因は生活スタイル。なかなか難しいが、生活を整えることが解決への糸口となる。


水虫は、体調のバロメーター? 体調不良が招く感染

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ちょっとしたかゆみや、小さな水泡やムズムズとした刺激。けれど誰にも言えずに悶々とする……。水虫の悩みは、かなりセンシティブ。

「虫」と名前がついているが、水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種に感染することで起こる。高温多湿な環境を好むため、一日中靴を履きっぱなしの人に水虫が多いというのは、このため。だが、むやみやたらとかかるものではない。

白癬菌を含む肌(角質)のかけらが落ちて、それを踏んで接触したり、傷ついた角質から菌が侵入することで感染の始まる。そのまま放置して水虫が繁殖しやすい環境であったり、抵抗力が弱まっているときに水虫が広がるのだ。ちなみに、水虫は英語では一般的に「Athlete's foot」と言う。アスリートはトレーニングし、家でも外でもスニーカーを履きっぱなしだから……というとイメージが湧きやすいかもしれない。つまりは、Fit Girlsにとっても“すぐそばにあるリスク”。

また水虫はいくつか種類があり、爪にできるものもある。さらに水虫と思っても、別のトラブルの可能性があるので、分からなければ医療機関の診察を受けるのが得策。

日常でできる対策としては以下のようなものがある。

 

①    長時間、靴を履きっぱなしにしない、汗を拭いて足を空気にさらす時間を作る

②    毎日同じ靴を履かず、靴のケアは定期的に

③    帰宅したら、まずは足だけは率先して洗う

④    ジムやスパなどの水に濡れたマットは水虫が大好きな環境。避けて通る

⑤    足がムレやすい場合は、ベビーパウダーなどを使う

⑥    「おかしいな」と感じたら放置しない。ドクターに診てもらう

 

スメルマネジメントも水虫対策も、Fit Girlsにとっては大切なケア。実はライフスタイルとも密接に関わるので、自分の生活のクオリティを知るきっかけにも。これを機に、快適な暮らしのプランニングを!

Photo:Getty Images

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