体の中から紫外線対策ができるスーパーフードとは?
アメリカ版ウィメンズヘルスが教えてくれる、自然に肌を守ってくれる食材を食べて、思い切りアウトドアを楽しもう(紫外....
アメリカ版ウィメンズヘルスが教えてくれる、自然に肌を守ってくれる食材を食べて、思い切りアウトドアを楽しもう(紫外線を恐れる必要なし!)
Text:Cristina Goyanes Translation:Yukie Kawabata Photo:Getty Images
1. トマト
専門家たちの間では、トマトを天然の日焼け止めと呼んでいるそう。英国医師会雑誌『Journal of British Dermatology』に掲載された最新の研究では、21〜47歳の健康な女性20人を対象に、2つのグループに分けて実験が行われた。その結果、3ヶ月にわたり毎日カップ1/4(または、大さじ4)のトマトペーストとオリーブオイルを一緒に摂取したグループは、オリーブオイルのみ摂取していたグループに比べて、日焼けによるダメージが少なかったことが判明。トマトや、トマトベースの食品は、リコピンと呼ばれる抗酸化物質の主な供給源であり、紫外線による影響から長期的に肌を保護する働きが科学的に証明されているそう。
3. 緑茶
湯のみ1杯の緑茶は、気持ちをゆったり落ち着かせてくれるだけでなく、がん予防にも役立つのだそう。「緑茶には、エピガロカテキンガレート(EGCG)という天然物が含まれており、フリーラジカルを消去したり、体の内側から炎症を抑えてくれるので、最終的には皮膚がんの発症を防いでくれます」と話すのは、がん予防に効く栄養に特化した管理栄養士のブルック・ヨアンナ・ベンライファー。
ただし、ノンカフェインが理想的。「カフェインは脱水症状を引き起こしやすく、体内の水分が不足すると、肌から水分を吸い取るよう脳に指令を出します」とランサー博士。「体が脱水症状に陥ると、なんとかして肌の表面から水分を体内に取り込もうとします」
5. 濃い色の野菜
食事はカラフルであるほどヘルシーって知ってた? 赤(トマト、ラディッシュ)緑(ロメインレタス 、ケール、パセリ)紫(紫キャベツ)オレンジ(かぼちゃ)色の野菜をスーパーで買うときは、できるだけ色が濃いものを選ぶこと。「大まかに言うと、野菜の色が濃ければ濃いほど栄養が豊富で、体内のフリーラジカルによる損傷の修復を助ける抗酸化物質の含有量も多くなります」と話すのは、ビヨンセやヴィクトリア・ベッカム、キム・カーダシアンなど、一流セレブが通うベバリーヒルズの皮膚科に勤務する、皮膚科専門医のハロルド・ランサー博士。
簡単に作れる低カロリーなドレッシングで、これらの生野菜を味わってみよう。新鮮なレモン、またはライムを搾り、グレープシードオイルと混ぜる。この油は、肌にメリットがあると証明された抗酸化物質「レスベラトロール」が豊富に含まれているという。むくみの原因ともなる塩は控え、代わりにマスタードを加えて味にパンチを効かせてみて。