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夏は足元をさらけ出すことになるけど、暑い季節に足をベストな状態に保つのは大変。日光にさらされ、砂やコンクリートなどの熱い地面を歩くうちに、乾燥してザラついた哀れな足に?

危険な要素から足を守り、写真映えする完璧なコンディションを夏の間もキープするには?

少なくとも週に一度は角質ケア

米ワシントン州のブティックホテルWoodmark HotelのスパStill Spaでマネージャーを務めるクリステン・マーフィーいわく、「角質ケアをすれば表面の乾いた皮膚細胞を除去できるので、見た目も触り心地もスムーズな足に」。しかも、うろこ状の皮膚を取り除いた後なら、保湿クリームがもっと効果を発揮する。乾燥のひどい肌には、ソルトベースではなくシュガーベースのスクラブがおすすめ。塩には解毒作用があるので不純物を引き出してくれるけど、同時に水分を失うことにもなりかねない。

フットバスを避ける

フットバスは、すでに乾燥した皮膚からさらに水分を奪うとマーフィーは語る。乾燥した肌にはフットバスの代わりにシュガースクラブを直接塗り込み、湿ったタオルで拭き取ること。

浴室には常に軽石を

有名マニキュア師で、マニキュアブランドJINsoon Nail LacquerおよびニューヨークシティのJINsoon Hand & Foot Spaの創設者であるジン・スーン・チョイは、フットケア商品が存在しない韓国の小さな村で育った。「川へ行ってはザラザラした石を探し、たこや足をスクラブしていた。すごく効果があった」 という。軽石は市販されているので、わざわざ探しに行く必要はもちろんない。毎日または1日おきに使ってみよう。柔らかい皮膚はやさしく、硬くなった皮膚は強めにこするのがポイント。

十分に保湿する

チョイによると、かかとは酷使されやすいので、足の他の部分よりも乾燥する傾向にある。さらに、かかとは厚い皮膚に覆われているため、保湿クリームが浸透しにくく、水分を閉じ込めるのにもひと手間かかる。お風呂から出たらすぐにローションかオイルを塗り、入浴中に足が吸い上げた水分を保持すること。寝る前に保湿クリームを塗り直せば、さらに効果が期待できる。

日焼け止めを忘れない

日焼け止めを足に塗らない人は多いけど、これはNG。足の肌を守る必要があるのは当然だけど、爪はタンパク質からできているので肌と同じくらい傷つきやすい。「爪の甘皮には果たすべき目的がある」 と語るのは、ネイルケアブランドCutexの営業・マーケティングディレクター、バーバラ・ハーシュフェルト。「甘皮は水分を閉じ込め、付け根から生えてくる新しい爪を守るためにある」。日光、風、砂は甘皮と爪郭 (爪の側面の皮膚) を乾燥させるけれど、これが爪の成長に悪い。日焼け止めを入念に塗ることで、この問題を回避できるかも。

足にやさしい食事をする

信じ難いかもしれないけれど、食べると足がむくむ食材がある。マグネシウムの摂取を勧める非営利団体Nutritional Magnesium Associationの医療諮問委員会会員であるキャロリン・ディーン医学博士によると、犯人は大抵塩分の多い食べ物。スリムな足を保つためには、塩分の非常に高い加工食品を避けること。砂糖も足のむくみの原因になるそうなので、摂取量を最小限に抑えよう。

爪にも休日を

爪は人体の一部なので当然生きている。チョイによれば、爪が健康に育ち続け、化学的な残留物を自ら取り除けるようにするには、ときどき “一息” つかせてあげる必要があるそう。チョイは、月に一度、数日から一週間ほどペディキュアを控えるよう勧めている。これで爪の変色 (暗い色のマニキュアが好きな場合は特に) を防ぎ、キレイな足がキープできる。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Aly Walansky Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。