痛み止めにさようなら。
英国スポーツ医学誌に掲載された新たな研究で、ウォーキングなどの適度な運動が腰痛のリスクを最大14%も下げることが分かったそう。
ヘルシンキの労働衛生研究所の研究チームが、15万8,475人のデータを含む36の研究資料を考察した。その結果、非常にアクティブでいることにより、慢性的な腰痛の危険性を最大16%減らせることも判明。
ニューヨークの特別手術病院でリハビリテーション医長を務めるジョエル・プレス医師によると、この関連性はごく自然なものなんだとか。
「人間は動くように出来ている。どんな形でもじっと動かない状態でいるべきではないんだ」、とイギリスの情報誌デイリーメイルに語った。
また専門家によると、腰痛があるなら水泳やウォーキングなどの低負荷エクササイズから始め、腰を“ねじる”必要のあるテニスなどの高負荷なスポーツは避けた方が良いそう。
Text: Tori Ottley Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images