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これはただ事ではない。アメリカの研究チームによって、高いストレスレベルがジャンクフードと同じくらい女性の胃腸に悪いことが分かった。
その内容をオーストラリア版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

科学的レポート誌に掲載されたユタ州ブリガムヤング大学の実験結果によると、女性のストレスが胃腸に与える影響には、高脂質の食事による悪影響に共通するものがあったという。

研究チームがストレスがネズミに及ぼす影響を分析したところ、健康な食習慣のもとでもストレスによってメスのネズミの胃腸の健康状態に変化が見られた。一方、オスのネズミの胃腸には変化が現れなかった。

Medical News Today誌の取材に対し、この文献の共著者でブリガムヤング大学微生物分子生物学部のローラ・ブリッジウォーターは、この研究結果が予備的なものであるとしつつも人間に適用される可能性を語った。

「ストレスは様々な形で人体に悪影響を及ぼすけれど、女性だけが経験する胃腸内の微生物叢の変化とストレスを結びつけた点で、これは今までにない研究と言える」

「ストレスは単なる心理現象だと思われがちだけど、体に異変を起こすのも明らか」

「社会において、女性はストレスに起因する鬱や不安症を抱えやすいとされる。この研究結果から、男性と女性の胃腸内における微生物叢のストレスに対する反応の違いが、性差の原因の一つであるという可能性が示唆される」

数々の研究によって、総合的な健康と後年の病気と闘う能力には胃腸の健康が非常に大切であることが分かっている。

ナチュラルなプレーンヨーグルトやキムチといった発酵食品は特に胃腸の健康に良く、免疫システムを強化する善玉菌の数を増やしてくれる。

この記事は当初、Starts At 60に掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Starts At 60 WritersTranslation:Ai Igamoto Photo:Getty Images