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ダイエットのコツなんて、分量に気を付けて、カロリーをしっかり把握して、消費量を摂取量より多くするんでしょう? でもダイエットの考え方を根本から変えるアイデアをご紹介。

“スクエアミールの原則” は、『The Economist's Diet』の著者であるクリストファー・ペインとロブ・バーネットが生み出した言葉。

スクエアミールとは、バランスのとれた正しい食事を摂ることを指す。

ヘルシーな食生活と長期的なダイエットを実現するには、均衡や予算管理といったシンプルな原則を食事に取り入れることが重要だという考え方に基づいている。

これが実際に意味するのは、1日3食を徹底すること。“好きな物を好きなだけ” ではない。適度な分量とカロリー の “スクエアミール” を1回、そして 「シリアル1杯、サラダまたはサンドイッチ」 のような軽めの食事を2回取るというミールプランだとか。

ペインがThe Independent誌に語ったところによると、「例えば4枚のピザ、大盛りのボロネーゼスパゲティ、付け合わせたっぷりのランチプレートは “スクエアミール” に入らない」 そう。

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「僕たちは2人とも肥満だった。1日3回もスクエアミールを食べていては、量が多すぎることを全く知らなかったからね。栄養価は低いのにカロリーだけ高いような食品が世の中に溢れているので、いとも簡単に食べすぎてしまったんだ」

食べる量を減らすことで、ペインとバーネットは 「豊かさが各自のウエストラインに与える影響」 を理解し始めたみたい。

「体重を30%減らせば、残りの人生で食べる量も約30%減ることを理解するのがポイント」 だとペインは説明する。

このプランでも、結局大量の葉物野菜ばかり食べて、お腹が空きそう? そう考えるのは大きな間違い。ペインとバーネットは2人ともご褒美デーが大好き。でもこれは “予算” があれば……。

「大好きな食べ物を永遠に諦めざるを得ないダイエットは絶対うまくいかない」 とペイン。「惨めな気分になるのはもちろんのこと、大食いしたり自分を甘やかしたりするチャンスが一年に何度も訪れるという疑う余地もないほど明らかな事実から目を背けている」

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つまり、自分にご褒美をあげるなら、その日の残りの時間は食べる量を減らすこと。

ペインは、「これは大きな出費の前に貯金したり、派手にお金を使った後は財布のひもを締めるのと全く同じ原理」という。

筆者のルーシー・ボードはウィメンズヘルスのデジタルエディター。特集記事を書き、SNSを使いこなす。生まれつき根拠のないことを信じるタイプで内心は究極の美食家。ベジタリアン料理の腕前を会話の中でこっそり自慢するのが大好きで、最高のお酒はシャルドネだと信じている。絶対に枯れないはずの観葉植物を枯らし、最も奇抜なハリウッドカップルの誕生を予測する才能がある。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。