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スパイシーフードを食べる事で体を熱くすることを私達は好むけれど、それは、美味しさを高めるだけではなく、明らかに体に作用する。それは腋の下の汗や、鼻水を誘発するだけではなく、健康的な利点もある。

【良い事と悪い事】

1.  風邪と闘うのを助ける

スパイシーフードの中に、唐辛子が含まれる時は特に有益。「辛い唐辛子にはビタミンAとCのようなビタミンがたくさん含まれるため、免疫を高めて、風邪と戦うことを助けてくれる」と、ニューヨーク市のトーロー医科大学の臨床助教授である、二ケット・ソンパルは言う。発する熱には抗菌性の特性もあり、腸内で発生したどんな風邪菌でも殺すことができる。

2. 代謝の速度をあげる

スパイシーフードの好ましい効果のうちの1つは、あなたのウエストラインに良く効くこと。その中には、カプサイシンと呼ばれる科学物質が詰まっていて、心拍数と体温を上昇させることにより、代謝の速度を上げる。

3. 汗をかかせる

お皿の上に盛るものを辛い物にするということは、汗をかく状態にするということ。カプサイシンを含む辛みがきいた食品は、実際に体を熱くする。それが、大好きなインド料理店で食事をしている時に、体が少し露にぬれたようになっている理由。

4. 胸やけを悪化させる

スパイシーフードは、実際には、胸やけや胃潰瘍を引き起こしはしないが、その両方の状態をより悪化させると、ソンパルは言う。「辛みがきいた唐辛子は体内で燃え落ちるが、通常、体に害は及ぼさない。もし胃散が逆流しているのに気がついたら、摂取量を減らすこと。」もし、胸やけの傾向があるなら、スパイスの刺激を鈍らせるために、サイドとしてヨーグルトやサワークリームをつけて、刺激作用を和らげてみて。

5. トイレへの疾走を促せる

スパイシーフードのより不都合な影響の1つは、腸内で引き起こすトラブルだ。スパイスが刺激の強い働きをするため、腸を攻撃する。「カプサイシンは一部の人々にとっては、下剤の働きをするため、トイレに駆け込む状態を招く」と、ソンパルは言う。

6. 味覚を鈍らせる

スパイスは少量で風味を加えることができるのに反して、定期的にスパイシーフードを食べる事で、時間とともに味覚の感度を鈍らせてしまう。だから、それが起こる前に、その限界に気づくこと。長い間、大好きなスパイシーフードを楽しみたいなら、食べる回数が少ないほどもっと味わえる。

7. 皮膚を刺激する

唐辛子を口に入れた後に、目に触れてしまったことがある人ならその気持ちが分かるかもしれないけれど、唐辛子は重度の火傷を引き起こす。スパイスが皮膚に重度の刺激を与えるため、食べる前に、唇に繊細な皮膚を守るバリアをつくるために、リップクリームを塗ってみて。そして、必ず唐辛子を取り扱かった直後には、手を洗うようにすること。

8. あなたを熱くさせる

健康を向上させる利点に加えて、カプサイシンは性欲促進剤の働きをすることも示されている。全てがスパイシーに作用するかも……。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: MACAELA MACKENZIE Translation: Kanako Iwaki Photo:Getty Images