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サラダはドレッシングなしがいいと思っているかもしれないけれど、その考えもこれで変わるかも。

新しい研究によると、スプーン2杯の大豆油を野菜にかけると栄養価がアップするそう。大豆油は一般的な市販のドレッシングの原料として使われている。

この研究はAmerican Journal of Clinical Nutritionに発表されたもので、この大豆油に含まれる脂質が7つの微量栄養素の吸収を助けて、健康に役立つという。

健康に役に立つこの微量栄養素とは4つのカロテノイド(アルファーカロテン、ベータカロテン、ルチンとリコピン)、2種類のビタミンEとビタミンK、ビタミンA、とアイオワ州立大学のリード研究者ウェンディー・ホワイトは話す。そしてこの栄養素はガンの予防と視力を守るために重要なものだそう。

さらに研究で分かったのは、野菜にかけた油の量と吸収される栄養素の量が比例するということ。

これは、女子大学生を対象とした小規模の実験で証明されている。この実験では被験者にサラダを大豆油を使ったドレッシングと共に食べてもらい、栄養素の吸収を比較した。その結果、大豆油32g(大さじ2杯強)をかけた場合がもっとも吸収率が高かったという。

「つまり、簡単に言うと、ドレッシングを2倍にすると、栄養の吸収も2倍になるということ」とホワイト氏は説明。カロリーカットのためにドレッシングをかけずにサラダを食べていた人も、栄養素の吸収のことを考えるとかけてみてもいいかもしれない。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Lucy Bode Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images