特に、秋のこの時季は、室内の温度調整が難しい時季。暑いと思ってエアコンをかけて寝ると、体が冷えてしまうことも。また、外気が気持ちいいと窓を開けて寝ると、思った以上に空気が冷たくなり、手足が冷えてしまう可能性も。
「まだ気温が高い日もあるので、短パンにTシャツで寝ている人も多いと思います。でも、手足を出して寝るのはおすすめしません。私は1年中、長袖のパジャマに裾の長いパンツを穿いて寝ています。
私は冷え性なので、シルクのレッグウオーマーと腹巻、肌着も一年中着用しています。レッグウオーマーは、爪先が出せるものを選ぶことが大事です。足が全部包み込まれるタイプは熱放散がしにくくなるので、靴下もおすすめできません。ただ、肌を出しすぎると冷えて筋肉が収縮し、深く眠れません。肌をきちんと覆い、気温に合った掛け布団を掛けることが重要です」と、三橋さん。
室温も冷やしすぎないことが大事。夏場であれば28度以下、冬場で18度以上が理想。これからの季節なら、20~25度ぐらいがちょうどいいそう。ただし、「着衣量や使う寝具、体質によって快適な温度は変わります」と三橋さんは言う。