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睡眠は人にとって大切な生活の要素。実は体は、寝ている間にさまざまなアクションを起こしている。まさにそれは、「明日の私」のためにしてくれていること。体や一部の臓器を休める、肌をケアするというのは有名だけど、運動する女子にとって大切な筋肉の修復などが行われるのも眠っている間。

そのほかにも記憶を整理する、必要なことを記憶に定着させる、老廃物を排泄する、体にダメージを与える活性酸素を無毒化するなど、実にダイナミックなことが夜の間に行われている。けれど寝付きが悪い、眠れない、寝てもすぐに起きてしまうなどの睡眠障害や不眠症に悩む人も多い。まずは深刻に眠れない、起きられなくなる前に目を向けたい、熟睡のためのヒントが込められたアイテムをセレクト。

巷で話題のメトロノーム睡眠。青い光のメトロノームで、「おやすみなさい」



2018年に日本でも話題になった「メトロノーム睡眠」。音楽で使うメトロノームのゆっくりとしたリズムを聞いているうちに、心地よく眠りについていた……ということで一躍有名に。最近ではアプリでメトロノームの音を出し、よく眠れたという体験談が知られると、マネする人が続出。一定のゆっくりとしたテンポを追うというのは、眠りにつきやすくするために、ゆっくり繰り返す呼吸を数える方法にも似ている。

Dodow?はフランス生まれの睡眠アイテム。ベッド周りに置いてセットすると、柔らかな青い光が天井に映し出され、その明滅に合わせて呼吸をするというもの。そう、なんだかメトロノーム睡眠を彷彿させる話。至ってシンプルな仕組みながら、Dadowの使用者はいつもより2.5倍の速さで眠りにつき、年間で100時間以上も睡眠時間を増やすことができた(*)というデータも。眠りに落ちてもオートマティックにスイッチがオフされるので、夢の国に行くのを邪魔されることもない。静かな青い光がいざなう眠り、試してみる?

*電話およびEメールによる、300名のDodowユーザーに調査した結果より。

Dadow

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「音」で眠りをサポート。いつもの部屋が、ホワイトノイズで快適な睡眠ルームに!



「音」というのも、快眠には重要なこと。静謐な環境がいいと思われがちだけど、実は無音の状態では人はむしろ緊張してしまうことが分かっている。適度な生活音があったほうがよく眠れる人が多いということも、眠りの研究から判明している。例えばテレビの音、放送が終わってしまったあとの「サー」っという音を聞いているうちに、いつしか眠りに落ちていた、なんて経験をしたことはないだろうか?

このテレビの音とよく似ていると言われるのが、「ホワイトノイズ」。ホワイトノイズとは「すべての周波数の音が均等に含まれる」とされ、自然界によくある音。たとえば川のせせらぎの音、波の音、雨音などもホワイトノイズの一種。ホワイトノイズには、ほかの音を気にならなくさせる「聴覚マスキング効果」もある。つまり、眠りを邪魔させる音を隠している効果がある、というわけ。

AVANTEKはこのホワイトノイズをつくり出すアイテム。小川や風、波の音、小鳥の声など20種類がセットされている。手のひらサイズで場所をとることもない。実はAVANTEK、眠るときだけではなく、仕事や勉強に集中するときにもぴったり。自然界の恵みを生かした眠りのツール、音を通じた快眠をぜひ一度体験してみて。

AVANTEK

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「光」と「音」ですっきり目覚める! 心地よく起こすためのノウハウが詰まった目覚まし



眠りの悩みで意外に多いのが、目覚めにまつわるもの。睡眠に悩みを抱えると、体内時計が乱れたり、眠りのリズムが不規則になったりと、すっきり起きられなくなる。朝、太陽の光を浴びるのはとても大切で、体内時計をリセットするほか、眠りに関わる体内物質メラトニンの分泌にも関係する。

睡眠に悩む人に向けてクリニックで行う治療のひとつが、高照度光療法。5,000~10,000ルクスの光を浴びることで、朝に太陽光を浴びるのと同様の効果を得よう、というもの。その発想を導入したのが光目覚ましinti4(インティ4)。最大20,000ルクスまでの照射が可能で、さらに目覚まし時計も兼ねている。音で目が覚めるとびっくりしてドキドキしていた経験はないだろうか? inti4は光で目を覚ますから、人が古来起きていた「太陽の光の目覚め」を目指すので、おだやかに起きられるはず。光によって目にトラブルが起きないように、拡散する暖かい光になっているのもうれしい。また、それでは起きられないというお寝坊さんのために大音量の目覚まし音も付いている。目覚めを追求した光の目覚ましで、眠りの終わり、朝の時間を快適に書き換えよう!

光目覚ましinti4

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いつでも「正午の太陽の光」を! 夜の快適な眠りのために「昼の準備」で体を整えて



眠りのリズムと人の体は、本当によくできている。朝に太陽の光を浴びると、眠りへと誘うホルモン、メラトニンの分泌が抑制される。すると体内時計がリセットされ、「新しい一日」として体が動き出す。また朝の光は実は、夜にもつながっている。朝に太陽光を浴びると、10数時間後にメラトニンの分泌がスタート。つまり、夕方から夜にかけて眠気が増して自然に眠りにつくようになっている。なんとも精巧にできた、人体の神秘!?

ところが現代に生きる私たちは、仕事や家事などに追われて夜は遅くまで起きていて、朝早くから太陽の光を浴びることが少ないという場合も。するとメラトニン分泌と体内時計に乱れが出てしまい、ますます眠れなくなったり、睡眠の質が落ちたり、という事態に。

そこで注目されているのが、太陽光を模した光を浴びるアイテム。Charmax ブライトライトは、正午の光を再現したもの。最大10,000ルクスの光を放ち、不足しがちな太陽の光をサポート。15~60分のタイマーや3段階の強弱の切り替えなど、こまやかに配慮されている。この光は紫外線を含まないので、日焼けを考えることもない。どんな部屋とも合う、薄型でシンプルなデザイン。メイクするときや読書タイムにも活躍するマルチなアイテム。眠りのリズムを整える光で、快眠のアシストをしてみない?

Charmax ブライトライト

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眠れない、起きづらい、起きても体がすっきりとしないのはとてもつらいもの。眠りを科学でとらえたアイテムたちで、ぐっすり眠れる気持よさを取り戻してみて。

※ 商品は不眠症、睡眠障害の治療を保障するものではありません。また、安眠効果を保障するものではありません。
※ 各商品の使用感は、ウィメンズヘルスのエディターによる個人的な感想です。
※ 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がウィメンズヘルスに還元されることがあります。

Photo : Getty Images