イギリス版ウィメンズヘルスのデジタルビューティー&ヘルスエディター、クラウディア・カナヴァンはスキン・ファスティングに挑戦中。「スキン・ファスティングを開始して2週間がたちました。週に1日はスキンケア商品を何も使わずに寝て、毎週日曜日はメイクを一切しないようにしています」
カナヴァンに言わせれば、メイクを一切しないこととスキンケア商品を一切使わないことは大きく違う。「メイクをしない日は、洗顔料も保湿液も美容液も使っているので、顔に栄養が行き届いている気がします」
でも、スキンケアアイテムを断つとなると話が別。「メイクを落としてから、レチノール入りの化粧水、アイクリーム、ナイトクリームを塗らないのは変な感じです。肌がかゆくなるくらい乾燥します。自分の肌がスキンケア商品の保湿作用に頼り切っている証拠ですね」
スキン・ファスティングは、カナヴァンに大切な気付きを与えてくれた。
「2週間たった今でも肌に顕著な違いは見られませんが、週に一度はメイクを控え、毛穴に息をさせてあげるのは絶対に名案だと思います。しかも、私の肌に本当に必要なのは、質の高い洗顔料と保湿剤、そして週に数回の角質ケアだけであることに気付きました。その上に美容液、アイクリーム、フェイスマスクを重ねる必要はなかったのです」
スキン・ファスティングの安全な試し方
スキンケアとの関係を見直したいなら、この方法でスキン・ファスティングを試してみよう。
まず、週に一度、夜のスキンケアセットからアイテムを1つだけ取り除き、数週間で違いが出るかチェックする。
水をたっぷり飲んで体を内側から潤し、肌本来の皮脂を剝ぎ取らないよう朝は水だけで顔を洗う。
夜用の保湿液をカットできるのは、薬を服用しておらず、肌をひどく乾燥させるレチノール商品を併用していない場合のみ。皮膚がむけたばかりのときも、保湿液はカットしないで。重大な皮膚疾患を抱えているなら、保湿液を断つ前に必ず医師の許可を得ること。
次から次へと新しい化粧品を買ってしまいがちなら、一度立ち止まってスキン・ファスティングをしてみると、自分にとって本当に必要なものがわかるかもしれない。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。