泣くことは弱さの現れだとか、苦悩を次々に招くからという根拠のない理由で泣くことを拒む人は多い。だけど、涙には回復の効果がある。泣くことで、今抱えているストレスや悲しみ、苦悩、不安が全て、涙と一緒に体外に流れ出るから、泣きたいときは思い切り泣いた方がいい。押し殺していた感情や身体的なストレスを手放すことで解決に役立つほか、抱えている悩みによってエネルギーが消耗するのを回避することできる。
4. 答えが降りてくるのを待つ
時には、ブレインストーミングや説得、分析をやめてみることで、前進につながることもある。成功には、労力と忍耐力が鍵。だけど、物事を強引に進めようとするなら、その先に待ち構えているものは、怠惰や苦悩に過ぎない。困難に直面したときは、繰り返し考えを巡らすのはやめて、静かな場所に腰を下ろし、この問題を対処するには何ができるのか、自分自身に問いかけてみよう。そして、答えを見つけ出そうとはせず、直感や、”なるほど!”と思うような知恵が舞い降りてくるのを待つこと。あなたの能力には及ばないほどの解決策に、波長を合わせることができるから。
*この記事を執筆したジュディス・オルロフ医学博士は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の臨床精神医学の准教授であり、著書『The Ecstasy of Surrende』は彼女のベストセラー本である。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。