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作家のバベット・ヒューズは、過去4年間で5冊の本を出版した。これだけでもスゴイのに、御年なんと94歳だというから驚きは2倍。最新著書のタイトルは『幸せの秘訣』。その素晴らしい生産性と、書くことに宿るセラピー効果について語ってくれた。

あなたの幸せの秘訣とは何ですか? ぜひ教えてください。

宝くじを当てることではなく、幸せの秘訣とは人生の障害物や悲劇を乗り越えて、真の自尊心と自信を手に入れることにあるわ。楽な人生からは何も学べない。私にはマントラがある。“賢く進め”。これが、息をして、パニックを起こさず、全力で取り組むことを思い出させてくれる。

書くことがもたらす効果とは?

創造力は想像力をもたらし、何かを作り出すことのできる別の場所へ脳を連れ出してくれる。それは料理やガーデニングかもしれないし、絵画教室かもしれない。何だっていいし、誰にでもオプションはある。

執筆量には驚かされます。ここまで大量に書くことができるのはなぜですか?

その秘訣は朝5時に起きること。家の中が静かだから想像力が湧く。価値があるのは若さだけ、老いを恐れよと社会は言うけれど、実際はそうじゃない。そんなことを信じたら自分をダメにしてしまう。私は今、次の小説を執筆中。書けるうちは書き続ける。

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルス2017年6月号に掲載されました。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jamie Hergenrader Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images