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仕事中にデスクで寝そうになったことはない? そんなときにはちょっと仮眠をとるのがベスト。そして研究でも、短い昼寝でも大きな効果があることが判明。その4つの科学的根拠を紹介。

イライラするような仕事も耐えられる。

めんどうな税金関連の事務処理や、保険のあれこれ、シートの多いエクセル作業をしている人にうれしいニュース。「Personality and Individual Differences」の研究によると、昼寝をしたグループのほうが、しなかったグループに比べてめんどうな作業に耐えられたという結果が。研究者の一人、ジェニファー・ゴールドシュミットによると、長い時間起きていなくてはいけない場合に、昼寝をすると、睡眠がイライラするような作業に耐えられる力を補充してくれるので、有益といえるそう。

よく寝られなかったときでも免疫システムを活性化してくれる。

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これで長引くカゼともさようなら。内分泌と代謝の専門誌、「Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism」に発表された論文によると、30分の昼寝が、質の悪い睡眠がホルモンに与える悪い影響をなかったことにしてくれるそう。論文の共著者、ブライス・ファロー博士は、「昼寝によって、神経内分泌や免疫体のバイオマーカーを正常に戻せるということが今回の研究ではじめてわかった」と話す。

記憶力がよくなる。

ドイツ、ザールランド大学の神経心理学者は、45分から60分の短時間の睡眠でも記憶を呼び覚ます行為に5倍ほどの改善が見られることを発見。この研究では、昼寝をしたグループのほうが、DVDを見ていたグループに比べて、単語の組み合わせをより多く覚えていられたそう。

心臓へもよい影響がある。

ギリシャで行われた研究では、日中の仮眠はによって血圧を下げてくれる効果があり、血圧降下剤を減らす可能性があることがわかった。
まずはデスクで15分でもいいから昼寝タイムを取ってみては?

The Science-Backed Reasons Why You Should Take A Nap Today



Text:Anthea England Translation:Noriko Yanagisawa  Photo:Getty Images