つい無駄遣いしがちな人は必見。貯金の目標を達成するための心理学

01 May 2019

つい無駄遣いしがちな人は必見。貯金の目標を達成するための心理学

セールに行くと、つい無駄遣いしがち……。そこまで欲しかったわけでもないのに、お得だったから買っちゃった! なんてことはよくある。ずっと欲しかった物を安く買えるのはハッピーだけど、タイムセールやキャッシュバックキャンペーンなどに乗せられて、不要な出費をするのは避けたいもの。人の心理を突いたこういったキャンペーンで無駄遣いを防ぐために、アメリカ版ウィメンズヘルスがすすめるアドバイスをチェックして。

セールのたびに浪費するのを避けるには、店の販売戦略を理解しておくことも重要なのだとか。今回、賢いお金の使い方や貯金のコツをシェアしてくれたのは、『How We Decide』の著者、ヨナ・レーラー。

知っておくべき店の販売テクニックとその攻略法をご紹介。

二重価格表示

ある調査によると、人はお買い得だとわかった途端にセールに走る習性があることが判明。例えば、値引き価格「$199」のブーツの値札には、必ずと言っていいほど通常価格「$395」も併記されている。オンラインショッピングサイトであろうと店頭であろうとセール時の値札表記の仕方はほぼ同じ。ドルではなく割引率で表示される原理も一緒。30パーセントオフだと伝えた方が、このセーターが$70から$21値引きだと知らされるよりも、お得感があるでしょ?

<攻略法>

会計に急ぐ前に、どこで着用するのか、何に使用するのかをしっかりイメージすること。もし購入を先伸ばしにしたら、何か不都合なことでもあるのか、返品制度がなくても後悔しないのか、もう一度考えてみて。もし、この洋服を買おうか迷っているなら、試着をする前に悩んだ方がいい。細身のスキニーデニムにブラウスを合わせて試着した瞬間、脳は潜在的に所有物だと認識してしまうため、購入しなかった場合の私たちの心は「失った感覚」を抱いてしまうそう。


タイムセールの罠

01_持つべきは“意地悪な” 友達?

制限時間や制限個数を設けた大特価品セールや、共同購入型クーポンサイトを運営するグルーポンがなぜあんなにも成功しているのか、疑問に思ったことはある? このようなセールは、もはや条件反射。人間の本質的な好奇心を利用して、午前3時から特別なことが始まるとワクワクさせているというわけ。タイムセールなどで「欲しい」と思うのは、、実はその物自体が欲しいというよりは、脳への報酬の方が大きいのだそう。

<攻略法>

このタイプのセールは、人間の脳が明日より「今この場」に集中する事実を利用した販売戦略。そんなときこそ、目標貯蓄額を達成することや、旅行貯金など、あなたの目標を今一度思い出すべきとレーラーは言う。だけど目標とはいえ抽象的なので、目の前にあるお買い得なカシミアセーターの誘惑には負けやすい。ブレないためにも、将来のゴールは目に見える形にすることが鍵!

次の休暇は旅行を計画しているなら、行きたい旅先の画像をスマホの待ち受けに設定してみて。1日40回は目にするはずだから!

後払い・リボ払いができる

例えば家具の広告で「◯月まで頭金・利子不要」という売り文句を目にしたことが必ずあるはず。この手の戦略は、クレジットカードと同じような心理的効果が作用するそう。今日支払いを済ませる必要がないので、出費がかさむことはないと脳に納得させる。「島皮質(大脳皮質の一領域)はクレジットカードというものを理解できないので、私たちは現金で購入しないであろう高価な物をクレジットカードで支払う」とレーラー。

<攻略>

お金が目に見えていないときの方が、人は浪費しやすいことが、研究によって証明されている。デビットカードよりクレジットカードを利用するときの方が散財しやすく、現金よりデビットカード、高額紙幣より小額紙幣で支払う方が派手にお金を使いやすい。というわけで、クレジットカードは持ち歩かずに、財布にある千円札10枚を、五千円札2枚に両替しておくのがベスト。心理学的に、人は高額紙幣をくずしたくない思考が働きやすいため、支払う前に再度考える癖がつくみたい。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Jean Chatzky Translation:Yukie Kawabata Photo:Getty Images

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